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在庫の棚卸は利益に計上しない!?
すこし過激な提案かもしれませんが、在庫の棚卸しを計上しない方が良いというお話です。
もちろん在庫管理の意味で棚卸しは大事なことです。税務上もきっちりと行わないといけません。
ここで言うのは管理会計上、すなわり会社の状態を正しく把握する
時に、在庫は計上してはいけないということです。
管理会計上はその月に仕入れに使ったお金をそのまま変動費(外部購入費)として計上したほうが良いです。
なぜなら棚卸を計上することで、在庫増加分も利益に見えてしまうからです。実際にはお金に変わっていない物なので手元に残るお金と乖離していきます。また一般に在庫の増加は経営的に良くないのに、利益が出ていて良い要素に勘違いしてしまいます。
大きく仕入れて少しづつ売っていくような場合は、棚卸をしないと利益が見づらくなりますが、移動年計グラフをつくることで平らに見ることができます。
管理会計上、棚卸しを計上しないという方法は下記の前提条件も必要だと考えています
・3Sがしっかりと行われていて、在庫量が少なくなっている。
・原価計算を商品ごとで評価しない。全体で評価する。
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