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スループット(純利益)移動年計グラフ

変動損益計算書を元にスループット(純利益)移動年計グラフをつくります。意思決定に使えるグラフです。

スループットとは単位時間あたりの利益額のことです。ひとまず純利益と感がえていただければOKです。
移動年計の解説については、検索して調べてみてください

グラフを見てチェックする項目

・売上、変動費、固定費、純利益を一つのグラフにする。・純利益と固定費のグラフの幅が経常利益となる。
・売上と変動費は連動する。売上増加時に売上上昇角度よりも変動費の上昇角度が大きい場合はなにか問題がおきている。まとめ買いしていないか?安売りをしていないか?をチェックする。
・固定費が徐々に増える傾向があれば、無駄な消耗品や備品を買っていたりしないか?
・残業が増えると上昇傾向になる。どれくらいの残業までが適切なのかの意思決定に使う。適切な量を超えそうなときは人員増のタイミング。
・設備投資をしても増える(投資金額を減価償却し固定費に含まれるので)

事業計画時のグラフの使い方の一例

・事業計画を立てるときに、その結果がどう影響をおよぼすのかの検討につかえます。
・図では、内作化により利益額を増やす方法の検討と確認ができます。


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