登場人物が動かない
小説とか読んでると「頭の中で登場人物が動き出す」っていう人いるじゃないですか。
わたし、その感じを体験したことないんですよね。
本読むのは好きなんです。小説もエッセイも読みます。だけど、わたしの頭の中の登場人物は、動き出す気配を見せないんですよね。なんでや。
なんていうか、ぼんやりとした印象のようなものは浮かぶんですよ。
登場人物がアパートにいるシーンだったら、お部屋の印象というか雰囲気のようなものがぼやーっと出てくる、とかそういうことはあるんです。
写真とか、ショート動画みたいな感じかな。
細切れに浮かんでくるイメージです。
登場人物の容姿の描写がある場合も同様。
かなり詳細に書かれていても、うまく頭に浮かばないんです。あ、でもこれは場合によるかな。
伊坂幸太郎さんの「バイバイブラックバード」の繭美は、渡辺直美さんのイメージが浮かんでました。でも、これはレアな方かも。
本を読むときは、基本的に文字情報としてインプットされている気がします。たまに映像らしきものが、ぼんやり浮かぶ感じ。
人によっては、登場人物の声がイメージできる人もいますよね。
ちょっと気になったんですけど、声がイメージできる人は、noteを読んでいてもそうなのかな?
例えば、わたしの書いた文章を読んでいるとき、想像上のぽん子の声で再生されてたりするんでしょうか。
登場人物が動かなくても楽しく読めてるんですけど、動き出すタイプの人がちょっと羨ましいなって思います。頭の中で映画が上映されてるみたいで、すごく楽しそう。
多分ですけど、わたしと同じで動き出さない派の人と、登場人物が動き出す派の人といるように思うんだけど、何が違うんだろうな。すごく気になる。脳の働きなのかしら。
とくに結論はでないけど、今日はここまで。
また明日。