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ママ友と私
子どもが出来てから出会う友達は「ママ友」と呼ぶのが一般的。
きっと子どもを産まなかったら出会うことはなかっただろう。
それまで私が抱いていた「ママ友」のイメージは上辺だけの付き合い、何となく壁を作って付き合う、子どもの為だけの付き合いだろうと思っていた。
ママ友ってなんか怖いからいいや、無理して作らなくていいや、私、深く狭く人付き合いするタイプだしと思っていた。
それが実際はどうだろうか。
ただ子どもが同じ誕生月だという理由で声をかけた3人のママさん。
小学校は違うけど、毎年お誕生日会をしたり、時にはママだけでランチしたり、少しのきっかけで色んな話ができるようになった。
『ママ友』というのは名前だけの括りで、普通に分かり合える友達、子育ての悩みから仕事の悩み、夫婦関係の悩み、家のこと、色々話せる存在になっている。
何でだろう?と考えたら、子育てや人付き合い、色んなことの価値観が似ているんだな、と気づいた。
たまたま出会ったのが価値観が似ているお友達だったのだろうし、好きなことが似ていたからかもしれない。
だけど、私が子どもを産む前に抱いていたイメージとは真逆だなと思った。
ウマの合う合わないは人間だからあるとは思う。だけど、そういうお友達に出会えたことに、ただ、ただ感謝だ。
ママ友というネーミングが要らないフィルターをかけちゃうけど、年が違っても子育てをがんばり共に近況報告し合い、離れてても会えば話が弾む。
ママ友要らないとか思ってた私だけど、そんなにみんな怖くなかった。
小学校ではなかなか行事もなく、知り合いを見つけようとPTAに入ってみたけど、まだ数名しか知り合いがいない。だけど、できる範囲で自分から声はかけたいなと思う。
大人になると友達を作るのって難しい。
深く友達付き合いができる時間もないから仕方ないのかとも思うけど、一度きりの人生、色んな人と出会って、学んで、輪を広げていきたいな。
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