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ひとりごと

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気の向くままに。毎日の学びをつらつらとメモ。
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#コラム

好きなことを仕事にするための仕事

「自分はなんにも持っていない」と思ったきっかけは、大好きなタイ人の友達に「バンコクで一緒にゲストハウスをやらない?」と、誘われたときだった。 * 彼と出会ったのは、今から約1年半前の2016年の10月。わたしが浅草のゲストハウスで働いていた時のゲストで、確か2泊くらいしていった。夜のおでんパーティーですぐに仲良くなり、みんなでギターセッションしたのを今でも覚えてる。年がひとつしか変わらないのに、頭が良くて英語もペラペラだし、ギターがとても上手だったのがとても印象的だった。

You only live once, but if you do it right, once is enough.

なにをするにも「意味」を探してしまう。この時間は得だとか、損だとか、ためになるとかならないとか。自分の損得ばかりで生きてしまっていると思うことがある。できるものなら24時間のすべてを、どうにかパワーアップする時間にしたい。 小さい頃はお兄ちゃんとよく一緒にやって大好きだったゲームも、今ではあまり気が進まない。飲み会で遅くまで飲んでしまい、次の日起きたらお昼だったとか、それはもう絶望的にショックを受ける。つまらなかった会食の帰り道、「ああ家で本を読んでいた方がよっぽどよかった

「長く続く暮らし」の、よさ。

例えば、家を買うとか、好きな花を植えて庭の手入れをするとか、自分好みの家具を揃えたり、好きな本をていねいに本棚に並べたり、長い付き合いのあるご近所さんと世間話をしたり。 「この土地で、長く生きていく」と決めて始める生活の楽しさに、憧れることがある。 ベトナムに住んで1年が経った。部屋の家具はもともと備え付けだし、こっちに来てから日本にいるときほど物を買っていない。 もし今、日本に突然帰らなければならない状況になっても、わたしのすべての荷物は、スーツケース1つにまとめるこ

どんな毎日がいいかなあ。How do you want to live everyday?

私は好奇心を大切にしたい。「知りたい」「やってみたい」という感情を大切にしたい。人や周囲への興味を持ち続けていきたい。 こんなことを言うと、オイオイ大丈夫か。と言われてしまうかもしれないけど、実を言うと私は1年後でさえも自分がどんな人生を送っているのか想像がつかない。だって、毎日自分は新しい毎日を送っているわけで、毎日自分は何かしらに触れ、感じて、アップデートされていくわけで、そしたらもちろんやりたいことも変わるし、偶然出会った人によって違う世界に飛び込んだりもする。その時

場所じゃない。好奇心。

昨日は、「月が綺麗」いう言葉をたくさん見かけた。わたしは昨日、月を見るのを忘れていたのだけど、FacebookやInstagramを見て、「あぁ、日本は今日、月が綺麗なんだな」とおもっていた。 今日の帰り道、あぁ、そういえば。とおもって、月を見た。まんまるでくっきりしていて、「なんだ、ハノイも綺麗だったんだ。」とおもった。 * ベトナムに来て1年と1ヶ月が過ぎた。わたしはたまに、ここにいることを忘れることがある。自分にとって海外にいることは、もはや「特別なこと」ではない

ベトナムで学んだホスピタリティ。

私は、23歳までは客室乗務員になりたかった。 日本のホスピタリティを本当に素敵だと思っていたから。言葉にしなくてもなぜか伝わって、欲しいものを”察して”用意してくれる。相手のことを心から考え尽くして行うおもてなし。 ”おもてなしとは、心のこもった待遇のこと。顧客に対して心をこめて歓待や接待や サービスをすることを言う。”ーWikipediaより 日本のおもてなしは世界で1番だと、もちろん今でも思っている。日本国民のほとんどが、"お客様はもてなすものだ"という概念を当たり

ベトナムでの、24歳という立ち位置。

小学生の時、結婚したい年齢を聞かれて迷わず「19歳」と答えていた自分がいた。24歳になった今、小学生の頃の自分に伝えたい。いくら何でも早すぎる、と。 子供のときって「ハタチ」に憧れを抱きがちであると思う。お酒が飲めて、タバコが吸えて、「成人」として扱われる。ハタチの人間を、「完成形」を想像している場合が多いけど、20年足らずで人間は完成しないと思う。 * 日本にいたときは、24歳という自分を大人に感じ始めていた。大学4年生の時、学校にいると大半が自分より年下で、アルバイ