【パーマカルチャーデザイナーvol.47】Osamu Akashi
これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。
※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison
ビル・モリソン
#47 Osamu Akashi
PDCでのおさむくんを思い起こすと笑いが絶えない微笑ましいデザインチームだったのが鮮明に記憶に残っている。
彼のまとっている雰囲気は温かくて、場を明るく楽しくしてくれる。
存在感があるとかカリスマとかとはまた別。
気楽で気軽で心地よい。
いろんなものが芽吹く季節、会いに行きたくなる人。
Q1.あなたについておしえてください
おさむです。
大学でサステナビリティ学を教えています。
浜松市出身で、小さいころから隣のおばあちゃんの家の森で遊んだりして過ごしてました。
あるとき、食べたあとのアボカドの種から芽が出たのを見て、いのちが世界をつくっているんだと気がつきました。
いま思えばそれがパーマカルチャー的世界の第一歩だったかもしれません。
人も自然も、芽生えたり成長したりするのを見るのが大好きです。
今は、東京・お台場にある武蔵野大学の屋上をフィールドに学生たちとアーバンパーマカルチャーの実践をしています。
Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して
2017年にPAWA(パーマカルチャー安房)で仲間たちと学び過ごした2週間は今思い出しても、美しくてキラキラしてて、包まれるような安心感を感じます。
「人と植物・生き物たちが地球の大きないのちの循環でつながっていること」、そのなかで「人と人が心でつながること」を体験しました。
その感覚とレクチャーや演習での学びは、いまのぼくのパーマカルチャーの活動につながっています。
Q3.あなたにとってパーマカルチャー って
ぼくはパーマカルチャーを「人と生き物、自然がいのちの循環でつながり、ともに豊かになっていくためのデザインの考え方」だと思っています。
その考え方を応用して、「人工的で機械論的にデザインされた都市」を「いのちがのびやかに繁栄する都市」へと変えていくことがぼくの野望です。
Q4.PDCの中で次にバトンをつなぎたい人とその人の印象
愛知アーバンパーマカルチャーの活動をされているしょうこさんにバトンをつなぎたいと思います。
希望の未来をどんどんつくっていっている人だと感じています。
アーバンで活動する同志って思っていて、しばらく会っていないのでお話し聞きたいなー。
2023/2/19 雨水