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【パーマカルチャーデザイナーvol.26】 Kaoru Nakano

これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。

※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison

ビル・モリソン


#26 Kaoru Nakano

会話のアドリブが際立つ彼女の周りにはいつも笑いが溢れていて、その気さくさから緊張がほぐされた初対面以来、会うタイミングが限られることはあっても身近な存在としていてくれます。

美味しく美しく楽しいごはんを研究しているかおるさんの原動力はみんなの笑顔。PDCの豊かさを支えてくれる存在の一人。

Q1.あなたについておしえてください

©︎Kaoru Nakano

都会にいながらできるだけ地球に寄り添える生きかた・くらしかたを目指しています。多くが都市部に住んでいる現状、同じような人が増えたら世界が少し変わるかなとの期待も抱いています。

アラカンに迫ってきたけれど未だにあおいことばっかりやってます、blue好きだけに。悲しみを表すことに使われがちなblueですが、私にとっては癒しの色・warm blue。このままever blueでいくよ。

手を動かすことが好きで、こどもの頃からちまちまいろんなモノを作っていました。ここ12年ほどでいろんなワークショップに足を運ぶうち、けっこういろんなことできるようになってきました。
ヘタクソでも自分でやってみたい。
自分でできることが増えることは生きるチカラにつながると考えています。ここ数年で作ったのは自分の住まい・ごはん・アースオーブン。

©︎Kaoru Nakano

UZUMEのヘーミッシュさんが大切にしてたお皿。
割れちゃったのをいただいてモザイクにしました。

©︎Kaoru Nakano

季節のもの・なるべくご縁のあるものを使って、ひねりすぎずにひと手間かけてごはんつくることたべることってエネルギーの交換や循環を促す手段だと考えています。

©︎Kaoru Nakano

「パーマカルチャーの原則がすべて詰まってる」アースオーブン
Philのワークショップで出会って感動!
自分でも作れるようになりました。

そのへんにあるもの・ご縁のあるもの・捨てるに忍びないもの・あふれてるもの・一度役目を終えたもの・役に立たないと思われているものについ目がいってしまいます。
「自分でつくる」ってそういったモノに光を当てられることでもある、と考えています。
端材もハギレもはしっこ野菜いいカンジに生かして作れるとうれしくなります。それはこの世界のすべてのモノ・ヒトに光を当てたいっていう思いと繋がってるようです。

私自身にも。

誰もがみんな、そこにいるだけでスバラシイ。生きてるだけで奇跡の連続。
みんながそのスバラシさに気づき、生かせたらより豊かな世界になるって考えています。

いまだにイキアタリバッタリな日々を送っていますが、たんぽぽの綿毛みたいに生きられたらいいなぁって思ってます。

自分の思いや強い意志のチカラよりも風に吹かれるままふわふわと着地して
そこにちいさな花を咲かせられるような、そんなありかたにあこがれています。
...ってまたあおいことをいってしまった。

Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して

Pawa Permaculture Design Course 2016

2016年に受講しました。
みんなよりちょっと早くPhilたちに出会ったからみんなよりちょっと先に知ってたこともあって、他の受講生の人が「!!!」って衝撃を受けてるの見てちょっとうらやましく思ったこともあったけど、どのセッションもアツク濃く驚きと感動に満ちてて、はじめてのことはことさらにワクワクしてまるで新しい言語を修得したかのように今まで見てた景色が3Dみたいに見えてきました。
パーマカルチャーに関係なくココロに留めてたことがみんなみんなつながってきて、ぎゅいーーんっと世界が拡がった感覚です。

その後はスタッフ・キッチンスタッフとして全てのコースに関わっています。

私がPDCで受け取った愛を参加するみなさんに送りたくて。
サイコーの講師陣とスタッフ・日本各地からまなびを求めてサイコーな人たちが集まる場。
直接講義を聞いたりその場にいられることは少なくなったけど、受講生の輝きや受講生同士のつながりや醸し出す空気感がかわっていくのを間近で感じられることがとてもシアワセです。

Q3.あなたにとってパーマカルチャー って

和田の朝日

美しい世界のなりたちに倣うこと

太陽・水・土・火・風・木...
自然の力に抗うよりその力をお借りすること
ついついそっちにのびちゃうその力を大切にすること
それぞれの特長を生かし合って認め合って
競わずともにのびること
自然の循環、命のサイクルをジャマせず
その中にちょいとおじゃまして生きること
それを、日々のくらしに落とし込むこと

Q4.PDCの中で次にバトンをつなぎたい人

Permaculture 実践コース 2018

早川雅貴くん

PAWA PDC2017のスタッフを共に務めました。
PAWA PDC史上最強のスタッフ?!
PAWAでの時間を楽しむ「PAWAP!」を一緒に企画しました。
第一印象は「とにかくさわやか」。気働きができる人。
なにせ行動が早い!
マサキのような人が世界を動かしていくんだろうなぁ。

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中野香織
Kaoru Nakano
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2022/4/5 清明