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2024年7月、パートナーCFO養成塾Day2開催しました

パートナーCFO養成塾第7期Day2を東京リアルクラス2024/7/27、オンラインクラス2024/7/25に開催しました!
※パートナーCFO養成塾の紹介ページはこちら


養成塾Day2の概要

【P-CFO養成塾第7期 Day2】
日時:東京リアルクラス 2024/7/27 1330-1700
   オンラインクラス 2024/7/25 1830-2200 
内容:Day2「パートナーCFOの知識・スキルを知る①経営管理」
講師:高森厚太郎氏(日本パートナーCFO協会 代表理事)

Day2の講義内容

Day2は「パートナーCFOの知識・スキルを知る①経営管理」。
パートナーCFOの具体的業務であり、Day4-6で扱うカネ・ヒト・Exitの大前提となる、中小ベンチャーの経営管理、理念・戦略策定、組織設計を理解していきます。

事前動画で経営管理(理念、戦略、組織、管理)の全体像をインプットし、当日の講義では具体的な事例やワークショップを通してアウトプット。その一連の流れを通して、実践につながる知識の使い方を身につけていきます。

■Day2事前動画「1 経営管理」
「経営理念策定」や「戦略策定・事業成長」、「事業計画作成」
は、いずれも主体となるのは経営者、CEOです。では、パートナーCFOに期待される役割とは何なのでしょうか?
動画では、経営管理におけるCFOの役割として「何を見て」「どうサポートするのか」「どのようなスタンスが求められるのか」、具体的に説明されています。

なお、Day2以降は予習動画の内容に沿って様々なフォーマット(ppt,Ecxel,doc形式)が事前配布物として共有されます。例えば、Day2では事業計画書環境分析フレームワークのフォーマット等が共有されました。
(こうした資料を一から作成するのは、非常に時間がかかることもあり「フォーマットが共有されるので、即実践できます」と、毎期受講生にも好評です!)

■Day1の振り返り

前回の講義内容について、受講生同士でのシェアワークから始まります。
Day1ではマーケティング、セールスについて取り上げていたため、名刺作成やHPの整備をされた方、アマテラスやLinkedInなどのプラットフォームに登録した方、具体的に営業活動をしてみた方など、具体的な行動を共有する声が多くあったようでした。また、「自分の強みであるブランディングとP-CFOの共通点は企業価値を高めること。この気づきを今後の仕事に活かしたい」と、学びをどう深めてきたのかを共有する方もいました。

■Day2当日の講義
Day2以降は、事前に学習動画で一度インプットして講義に臨みます。講義当日は、事前学習の内容を振り返りつつ、特に重要で、かつ動画だけでは習得が難しい「経営理念策定」や「事業計画作成」を中心に取り上げられました。
特に、企業経営において重要ながら外部のパートナーとして触れにくい「経営理念」に、パートナーCFOとしてどのようにアプローチしていくのか、具体的なアクションとその留意点が説明されました。
経営理念の再構築やチームビルディングに効果を発揮する「経営合宿」については、事例をもとに具体的な進め方や押さえるべきポイントが紹介されました。

その他、「事業計画作成」については、事業推進資金調達などの目的によって必要な資料や注力ポイントがどう変化するのか中小企業・ベンチャー企業それぞれで想定される場面と共に示されました。中小企業庁の施策を活用した支援方法など、クライアントにとってより依頼しやすいスキームも紹介されました。

今回の講義では、「SWOT×クロスSWOT分析」と「P-CFO経営クイック診断」の2テーマでワークショップを行いました。前者は経営合宿や経営陣の意見交換の場面で、後者は経営者とのディスカッションで特に活用できるツールとなります。

【ワークショップの後は、各グループで話したことを全体でもシェア】

受講生の声

受講生の振り返りの一部をご紹介します。

PCFOクイック診断で現在自分たちが支援している企業の成熟度+やるべきことが明確になりました。支援先企業のトップとの次回ディスカッションで、クイック診断を見せながら、今後の支援内容について提案します。すぐにデリバリーに活用できそうフレームワークの数々で、一から考える事と比較したら、時間的価値大です!次回も楽しみにしています」

SWOT×クロスSWOT分析のワークが印象に残りました。まず自分の事業機会の発見で定期的に行い、クライアントへの提案でも活かしたいです。SWOT分析を使って一回考えてみただけで、アンテナが1本立つ感覚がありました。アンテナが立つことで常日頃から自分の事業環境に敏感になり、打ち手を考えられるようになれそうです」

理念・戦略の風車モデルではミッションを起点とした戦略形成(経営管理の形成)について再認識でき、クロスSWOT分析はいわゆるSWOT分析から1歩踏み込んだ、戦略形成以降の風車モデルの運用の端緒となると思いました。P-CFO経営クイック診断経営者との対話の糸口となるツールであると感得しました。企業規模の大小や成長ステージによらず、起業家・経営者自社の現状を意識していただくことで、戦略形成、従業員との価値観の共有が進められそうです」

上記のような感想や今後に向けた決意が寄せられました。

さいごに

次回Day3は本編その2「パートナーCFO足りえるスキルを知る」となります。
経営者とのディスカッションスキルを取り上げますので、どうぞお楽しみに!

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