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日本の気候変動対策を求めて、私たちがハンガーストライキをする理由

こんにちは。
モデル・気候アクティビストの小野りりあんとDEPT代表のeriです。

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私たちは「Peaceful climate strike」という7日間のアクションを2021年4月17日から開始しました。十分とは言えない日本政府の気候変動対策に抗議の意を示すと同時に、今の現状に関心を持ち一歩行動に踏み出す人が増えればという思いで、この7日間のストライキを実施しています。

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ハンガーストライキ。
水と塩のみ。何らかの主張を世間に広く訴えるために、断食を行う非暴力抵抗運動の方法の一つ。
私たちは、「Peaceful climate strike」の一環として、4月19日の夜からハンガーストライキを開始し、4日目を迎えました(4月22日現在)。
そして最終日、#共鳴のハンガーストライキ と題して、420人もの方々が24時間一緒にハンガーストライキを実施しています。

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Peaceful Climate Strikeを通じて私たちが求めていること

4月22日に米国主導で開催される主要排出国との気候サミット。
6月11日の脱炭素が主要議題となるG7、そして11月に開催されるCOP26。
日本の気候変動対策の『これから』が『いま』決まります。

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生きられる未来が欲しい。
そんなシンプルな願いですが、声をあげなければ得られない現状があります。

温暖化を産業革命前の世界の平均気温と比較し、1.5度未満に抑えなければ、この地球で人類が暮らすことが難しくなると科学者たちが言っています。(IPCC1.5℃特別報告書)

Climate Action Trackerによると、1.5度目標を達成するには、2030年日本の温室効果ガス排出削減目標は「62%」であるべきだと書かれています。しかし、今の日本政府が予定している温室効果ガス削減目標は、26%。
報道によると40%台に引き上げられる予定とありますが、これでは足りません。

私たちは、この国に住むひとりの国民として、日本政府に、
2030年温室効果ガス削減目標(NDC)を60%以上(2030年に2013年比)とすること、そして一部の人の利益ではなく私たち国民の安全な未来のため、原発も石炭も無い日本を求めています。

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同時に、このPeaceful climate strikeは、日本における脱炭素社会の構築を市民が考えるきっかけを作るための平和的プロテストでもあります。
すべての人へ公平で安全な世界をデザインしつくるために
一緒に声をあげる仲間に加わって欲しいと呼びかけます。
変えたい、と思った次の一秒からアクションは起こせます。
今私たちはまだ間に合うところに立っています。
みんなで気候危機を止めたい。そう強く思っているし、信じています。

これまでのPeaceful Climate Strike

水原希子さん、二階堂ふみさん、コムアイさんなどと一緒に、皆で気候危機について初めて知る人に向けてトークイベントの配信を行いました。

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また、随時インスタライブ・Youtubeなどで、私たちを応援してくれる様々な人と、ライブやトークをしています。

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アーカイブも残っているので、ぜひ見てください。

インスタライブは2人のアカウントから行っています。

そして、4月19日の夜からハンガーストライキを開始し、4日目を迎えました(4月22日現在)。心身の状態を、Instagramのストーリーズでも伝えています。

応援してくれる方々が一緒にできること
できること① 『共鳴のハンガーストライキ』に参加する

24時間、水と塩のみを摂取するハンガーストライキを行い、 このPeaceful climate strikeに連帯と共鳴を示し、 気候危機を止めるためのアクションです。

すでに420人以上の方が登録をしてくれています。
4月22日、夜20時スタートしました。
ここから23日の20時まで、今からでも参加できます。

詳しくはサイトを見て、フォームに登録してください!

できること② SNSで発信する 「#気候危機を止めよう」

ぜひ、気候変動について、Peaceful climate strikeについて、話題にして一緒に周りの人に広めてください。一人ひとりにしか届けられない相手がいます。

できること③ 寄付で応援する

Peaceful climate strikeは現在、全て有志の者によるボランティア活動で成り立っています。私たちがみなさんと共に声を上げ運動を拡げるためにご協力をお願いいたします。
寄付されたお金は配信機材のレンタル費や感染症対策費、有志の交通費などPCSの経費に使われます。

詳しくはサイトをご覧ください。



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