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ブンゲイファイトクラブ1

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ブンゲイファイトクラブへようこそ。第1回のメインページです

ブンゲイファイトクラブってなに? BFC2メインページ BFCオープンマイク ————————————————————————— ブンゲイファイトクラブ第1回の勝者は以下のファイターに決定いたしました。 北野勇作 ————————————————————————— 決勝ジャッジ樋口恭介による評 散文、その複数性について -ブンゲイファイトクラブ決勝戦・総評-  完璧であるためには、存在するだけでよい。            ――フェルナンド・ペソア「断章 76」

ブンゲイファイトクラブ1とは

 第1回ブンゲイファイトクラブ  開催のお知らせを出したのは2019年の8月でした。お知らせには招待ファイターと招待ジャッジの名前が記されていました。    そして9月1日から公募受付を開始しました。分量はファイターが原稿用紙6枚まで、ジャッジ応募の場合は3枚までの批評文を送ってもらいました。同月の15日が締め切りでしたが、応募総数は293名、予想をはるかに上回る数でした。  そして、その293人の作品を惑星と口笛ブックスと3人の編集がそれぞれ全作品を読み、1回戦の出場者を

ブンゲイファイトクラブ1回戦Aグループ

「読書と人生の微分法」大滝瓶太 「愛あるかぎり」冬乃くじ 「あの大会を目指して」鵜川 龍史 「アボカド」金子 玲介 1名のみが2回戦に進出 作品 読書と人生の微分法 愛あるかぎり あの大会を目指して アボカド ※大滝瓶太氏のタイトルはグループ分け時点の「仮想読書の特異点」から改題しています。

ブンゲイファイトクラブ1回戦Bグループ

「飼育」雛倉さりえ 「インフラストレーション」大田 陵史 「宇宙が終わっても待っている」後谷戸 隆 「伝染るんです。」竹花 一乃 1名のみが2回戦に進出 作品 飼育 インフラストレーション 宇宙が終わっても待っている 伝染るんです。

ブンゲイファイトクラブ1回戦Cグループ

「天の肉、地の骨」北野勇作 「期待はやがて飲み込まれる草」伊藤 左知子 「来たコダック!」蕪木 Q平 「愚図で無能な間抜け」植川 1名のみが2回戦に進出 「天の肉、地の骨」 「期待はやがて飲み込まれる草」 「来たコダック!」 「愚図で無能な間抜け」

ブンゲイファイトクラブ1回戦Dグループ

「その愛の卵の」齋藤優 「甲府日記 その一」飯野 文彦 「逆さの女」正井 「殺人野球小説」矢部 嵩 作品 「その愛の卵の」 「甲府日記 その一」 「逆さの女」正井 「殺人野球小説」矢部 嵩 ※齋藤優さんの「その愛の卵の」はグループ分け時点の「無題」からの改題です。

ブンゲイファイトクラブ1回戦Eグループ

「私の弟」大前粟生 「抱けぬ身体」原 英 「立ち止まってさよならを言う」 栗山 心 「月と眼球」式さん 作品 「私の弟」 「抱けぬ身体」 「立ち止まってさよならを言う」 「月と眼球」

ブンゲイファイトクラブ1回戦Fグループ

「手袋」珠緒 「天空分離について」伊予 夏樹 「遠吠え教室」蜂本 みさ  読書感想文「残穢」一色 胴元 作品  「手袋」 「天空分離について」 「遠吠え教室」  読書感想文「残穢」

ブンゲイファイトクラブ1回戦Gグループ

「跳ぶ死」伊藤なむあひ 「夏の目」吉美 駿一郎 「ニルヴァーナ 川柳一〇八句」川合 大祐 「パゴダの羽虫」中島 晴 作品 「跳ぶ死」 「夏の目」 「ニルヴァーナ 川柳一〇八句」 「パゴダの羽虫」

ブンゲイファイトクラブ1回戦Hグループ

「鳩の肉」齋藤 友果 「ハハコグサ」磯城 草介 「くされえにし」林 四斜 「ハワイ」貝原 作品 「鳩の肉」齋藤 友果 「ハハコグサ」磯城 草介 「くされえにし」林 四斜 「ハワイ」貝原 ※一名辞退されたために、次点の林 四斜さんの「くされえにし」が空いた位置に入りました。したがってタイトル50音順から外れています。

1回戦結果発表

8名のジャッジの採点により、2回戦進出者が以下のように決定しました。 A 「アボカド」金子 玲介  B 「飼育」雛倉 さりえ  C 「天の肉、地の骨」北野 勇作  D 「その愛の卵の」齋藤 優  E 「私の弟」大前 粟生  F 「遠吠え教室」蜂本 みさ  G 「夏の目」吉美 駿一郎  H 「鳩の肉」齋藤 友果 ジャッジ 笠井康平、QTV、道券はな、仲俣暁生、橋本輝幸、樋口恭介、元文芸誌編集長 ブルー、帆釣木 深雪(50音順・敬称略) 2回戦組み合わせ 評詳細1)[]内は

2回戦作品

対戦 A 金子 玲介×雛倉 さりえ あなたと犬と  森 対戦 B 北野 勇作×齋藤 優 砂のある風景 グリーン テキスト 対戦 C  大前 粟生×蜂本 みさ 抜ける日々からむいていく いっぷう変わったおとむらい 対戦 D 吉美 駿一郎×齋藤 友果 天狗の質的研究 ミドリノオバサンとヒト、およびウマ

1回戦ファイターによるジャッジ採点の説明・補足など

伊藤なむあひ 竹花一乃 式さん 吉美駿一郎 林四斜 大田陵史 冬乃くじ 齋藤友果 珠緒 磯城草介 伊藤なむあひ ジャッジの採点方法について、以下の通りとした。 a.採点の基準が明確か(配点2) b.対象作品を読みたくなるか(配点2) c.芸になっているか(配点1) *各作品への採点は上記の配点に影響しない 0から5点で、数字が大きいほど良い評価となる。ジャッジのジャッジはとても難しく、自分のなかでちゃんと評価の軸を決めないと、気分によって評価がぶれぶれになる。それは避け

2回戦結果とジャッジによる作品評

2回戦結果 A 「あなたと犬と」金子玲介 勝点3 準決勝進出 「森」雛倉さりえ 勝点2  B 「砂のある風景」北野勇作 勝点4  準決勝進出 「グリーン テキスト」齋藤優 勝点1  C 「抜ける日々からむいていく」大前粟生 勝点2  「いっぷう変わったおとむらい」蜂本みさ 勝点3 準決勝進出 D 「天狗の質的研究」吉美駿一郎 勝点1  「ミドリノオバサンとヒト、およびウマ」齋藤友果 勝点4 準決勝進出 採点詳細 ——————————————————————— ジャ