日記 ぽんぽこ24 / ○○界の指輪物語

ぽんぽこ24を観た

今年もぽんぽこ24の時期が来た。ぽんぽこ24とは、個人Vtuberであるぽんぽことピーナッツくんの二人による24時間連続配信企画、言ってみればVtuber版24時間テレビである。今年で第6回を迎えるこの企画は、あらゆるバーチャルな催しの中で最も盛り上がると言っても過言ではない。

規模の大きい企業Vtuberが様々な配信をする中で、何故ぽんぽこ24が支持されるかと言えば、やはりぽこピーの二人にある。それは、古参であり、個人勢であり、様々なVtuberとコラボをしていて中立的な立場にいる、というだけでなく、純粋にぽこピーの二人の人柄、ひいてはバーチャルを盛り上げたいという姿勢(そしてそれは二人が実の兄妹だからかもしれない)によるものである。

今年のぽんぽこ24は一味違った。3D企画である。特に「黛灰は操られている」。コーサカで腹抱えて笑った。

ありがとう。


○○界の指輪物語

この間、ロードオブザリングを観た。原作の指輪物語(ロードオブザリング)は第二次世界大戦中に書かれたファンタジー小説にも関わらず、現代の海外ファンタジーのルーツになっている要素が多い。例えばミスリルやバルログなどは指輪物語がルーツらしいし、エルフやドワーフといった種族も、神話が元ネタではあるものの、現代ファンタジーとしてのルーツは指輪物語にあるんじゃないかと思う(実際は諸説ありそう)。

このように、あまりに革新的で、面白すぎて、世界観や構造がフォーマットになるような作品を「○○界の指輪物語」として、世に出る前に見つけたい、という話をした。

~、~さん(ちゃん) 界の指輪物語

いつからか定番と化した「○○、○○さん」フォーマット。有名どころだと、「からかい上手の高木さん」、最近だと「可愛いだけじゃない式守さん」「阿波連さんははかれない」(逆じゃん!)などがある。作品を端的に表現できるため多用されているのは分かるが、このフォーマットのルーツ、「○○さん界の指輪物語」は何か。

このタイトルの癖の強さはおそらくラノベ由来なんだろうけど、思いついた中で古いかつそれなりに知名度があるのは「這いよれ!ニャル子さん」(09年4月~)かなーと。

考えている中で、「撲殺天使ドクロちゃん」(03年6月)はもっと古いぞ、と思ったが、これは2文になっていない「機動戦士ガンダム」的なフォーマットなので無効とする。この辺の線引きも難しく、そうすると高木さんもフォーマットから外れてしまう気もする。1文であれば、吾輩は猫である、ツァラトゥストラはかく語りき、も当てはまり始めて、収拾がつかなくなってきそう。誰か一緒に考えましょう。

おわり


参考文献

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