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ベネッセハウスに泊まる〜アートを通じて自分と対峙する贅沢〜

先日瀬戸内芸術祭に訪れた際、直島にあるベネッセハウスに宿泊しました。そこでの体験が本当に贅沢だったので、記事にしてみようと思います。

ベネッセハウスとは、ベネッセが運営する美術館に併設する宿泊施設です。現在4つの宿泊棟があり、わたしはそのうち一番カジュアルな「パーク」に宿泊しました。4つすべて安藤忠雄氏が設計しており、コンクリート打ちっぱなしの洗練された建物が印象的です。

「ベネッセハウスパーク」のエントランス

このホテルのコンセプトは「作品と向き合うことを通じて、自分と対話する大切な時間を提供する」。

そのため、部屋にはテレビがなく、日常から離れて自然やアートをゆっくりと楽しむことができます。日中で刺激を受けた作品たちを思い出しながら、夜や早朝にベランダでぼーっと考えたりしている時間は最高でした。

また、部屋の中にも作品が飾られており、プライベートな空間で楽しむことができます。今回宿泊した部屋には、草間彌生さんの絵が4点ありました。「南瓜」に見守られながら寝られるのって至福ですね…。

草間弥生「南瓜」
台風で破損し、土台だけ残った「南瓜」。合掌。

その他にも、閉館後のベネッセミュージアムに入館できたり、併設されている地下ギャラリーをガイド付きで鑑賞できることもよかったです。

もちろんアートのみならず、食事も秀逸でした。今回、地元食材にこだわったフレンチのフルコースをいただきました。

オリーブ牛のステーキ

ちなみに、瀬戸内芸術祭は今回が4回目なのですが、単に見るだけでなく五感で体験できる作品が多く、何回訪れても全く飽きないですね。
今回のベストは豊島美術館でした。あの空間に入ったときの衝撃は忘れられないですね…一生あそこでゴロゴロしていたい(笑)

豊島美術館(ショップ)

そんな作品たちとの出会いをよりよいものにしてくれる、最高のホテルのご紹介でした!

ご覧いただき、ありがとうございました♪


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