留学までの経緯【社会人2年目のオンライン留学記録①】

こんにちは!この春から社会人2年目のhiromiと申します。

2021年11月にオンラインでのイギリス大学院留学を思い立ち、そこから5か月で大学院から合格をいただきました。

2022年の9月に学期が始まるまで、自分の思いや留学までの経緯について、ゆるりとnoteで発信していきます。

今回は、オンラインでの大学院留学を選んだ理由や、どのように留学先・コースを決めたのかなど、留学までの経緯についてご紹介します。

興味のある方は、ぜひご覧ください♪


なぜオンラインでの大学院留学を決めたのか?

まず、そもそも論点として3つがあります。以下1つずつ説明します。

  1. なぜ大学院?

  2. なぜ海外の大学?

  3. なぜオンライン留学?

1.なぜ大学院?:自分の専門性を見つけたかったから

わたしは現在公務員として勤務しています。
国・自治体をはじめとした多くの公的機関では、2~3年周期で人事異動があります。

そのため、様々な分野に対応できるジェネラリストとしての能力は習得しやすい一方、専門的な知識を扱うスペシャリストとしての能力の習得は、ある程度限界があるのかなと推測しています。

現在多くの大学院では公務員向けのコースのMPA(公共経営修士)が開講されており、公務員は学びを通じてより自身の興味のある分野を見つけて学びを深め、そこで得た専門的な知識を実務に応用することができます。

そこで、自身もアカデミックな場で公共政策の基礎をとことん学び、最終的には自身の専門分野を見つけたい!そして将来、それを実務で活かしたい!と考えました。

実際、自身は業務経験も浅く、社会人大学院に行くには時期尚早かなと悩んだりもしましたが、勉強したいタイミングがベストだ!という周りの人からの助言もあり、挑戦することにしました。

※ちなみに、MBAやMPAなどの専門職大学院には、出願時に一定の社会人経験年数が求められている場合が多く、注意する必要があります。

2.なぜ海外の大学?:海外の大学院で勉強することへの憧れ

正直、大学院進学の理由が「公共政策を学ぶこと」であれば、日本の大学で十分だったと思います。

ですがわたしの場合、まわりにイギリス大学院経験者が多くいたこともあり、海外の大学院で勉強してみたい!という憧れが強くあり、それが最大の理由です。

加えて、海外の文献を通じてより多角的な視点で学べることや、その分野(わたしの場合は社会政策(social policy))において世界的に評価の高い大学で学ぶことができる、というのも大きな理由です。

3.なぜオンライン留学?:①留学も今の仕事も両方やりたかったから

そもそも、今回の留学は、直接的なキャリアチェンジを考えたものではなく、あくまでプライベートとしての外部活動という位置づけで考えています。

そのため、留学のために仕事を辞めるという選択肢はなく、仕事と両立できる方法を選択しました。

※職場の自己啓発休暇制度や留学制度も検討しましたが、条件的に自分のキャリアプランとは合わず、それらの制度は利用しないこととしました。

3.なぜオンライン留学?:②費用面

オンライン留学を選択した理由として、費用面での理由も大きかったです。

コースによっても異なりますが、多くのコースでは、オンラインよりも現地渡航するよりもだいぶ安く受講することができます。

例えば、わたしの志望コースの学費は、現地(1年間)で19,950ユーロ、オンライン(2年間)で10,080ユーロです。渡航費や滞在費等を含めると、費用は現地よりも約3分の1におさえることができます。

また、コースによりますが、タームごとに学費を払う事ができるため、一気にまとまったお金がなくても大丈夫です。

留学先の決め方

➀留学エージェントに入会、志望する分野のコースをリストアップしてもらう

オンライン留学を決意してから、まず留学エージェントのBEOに入会し、オンラインでMPAが取得できるコースをリストアップしてもらいました。

というのも、わたしの周りにはオンライン留学の経験者やMPA取得者がほぼいなかったため、進学先の情報収集を目的にエージェントを活用しました。

ちなみに、リストアップの段階で既に3~4コース程に絞られていたと思います。

②研究テーマや受講可能性からコース決定

ある程度コースが絞られてくると、項目(学費、モジュール、出願条件等)別にExcel表でまとめ、各コースを比較検討しました。

検討の際、わたしは特に①モジュールが自分の学びたい分野に合っているか?②実際に働きながら続ける事ができるか?の2点で選択しました。

ここではすごく悩みました。

というのも、大学院のコースの決定基準は(人それぞれだと思いますが)、その教授のもとで学びたいか?など教授で決める事が多いケースかと思います。

一方、海外の大学院では、そもそも教授ついての情報が少なく、さらにコースで使用される論文も学生のみにしか閲覧できないことも多いです。

そのため、①のように、大学のHPに掲載のモジュールやシラバスから、使用される論文のタイトルや教授の研究内容を確認し、直感的により面白そうだと思うものを選択しました。

また、②についても十分な検討が必要だと思います。

例えば、あるコースではリアルタイムでのディスカッションが必須となっています。この場合、授業が仕事の繁忙期や出張と重なり、授業に何度も参加できないとなると、評価にも大きく影響が出てしまいます。

このように、特に仕事と両立するとなると、「やりたいこと(will)」と「できること(can)」の折り合いをつけなければならないと思います。

後は、迷った時は周りの人に相談するようにしていました。

大学院留学の経験のある方々や公共政策大学院の元教授、職場の上司、家族などにアドバイスをもらい、最終的に自分が納得できるコースを選択しました。

オンライン大学院留学を検討する際のおススメの本

今回のオンラインでの大学院留学にあたり、わたしが参考にした本はこちらです。

https://www.amazon.co.jp/海外の有名大学に、リモートで留学する-働きながら、安い学費で、コロナ禍でも-姫松-冬紫/dp/4827212597

こちらの本は、著者の経験をもとに書かれており、大変オススメです!

長くなりましたが、少しでも留学を検討されている方の参考になればと思います!

ご覧いただき、ありがとうございました♪

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