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知恵者とコミュ(7)清潔さ

 コミュニケーションの時、みんなが一番気にするのは清潔さではないだろうか。私個人はそんな見た目の汚さで人を判断するなよと言いたくなるのだが、世の中の人はそう言う目で見ている。でも仕方ないかもしれない。人は汚いものには触れない。
 きれいにするために必要な考え方としては、清潔にするのは気持ちいいということだろうか。顔を洗うために水を付ける。すぐにいっぱいつけると冷え冷えしてしまうので、手に少し水を付けて、顔に当てる。この時の気持ちよさと言ったらないのである。面白がって水を顔にかぶせる。石鹸もクリーミーで気分がいいし美味しそうだ。あれよあれよという間に顔は洗い終わっている。
 習慣にするのが苦手な人もいる。そう言う人は近くに人がいるなら一言言ってもらうのがベストだ。「今日も顔洗うんだよ?」そう一言言われるだけで人は動く。できればでいいので、いう方も冴えた一言があるといい。「きれいさっぱりで会社に行っておいで」とか、そんなのでもいいから、いつも言い方を変えてあげる。
 習慣というのは、うまくやることも大事だが、やはり我慢を強いるものであるに違いない。毎日やるためには、というよりは、毎日やるのがいいから毎日やる、そう言う考え方に、結局は行き着く。でも大丈夫。きっと楽しくする方法はある。例えばやるときは時間をたっぷりとってゆっくり行う。焦らなければ人は動ける。また、ご褒美を用意しておくのも効果的だろう。楽しくならないのなら、楽しいことを後から付け足せばいいのだ。
 人は形から人を見る。逆に言えば、それはどんな人でもチャンスがあるということだ。ただきれいにしさえすればそれでいいのだから。だから化粧までしなくていいから、ちょっと頑張って見なさい。

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