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2022年にプレイしたゲーム

本記事は、Splathon Advent Calendar 2022の記事です。 前日の記事は、えんさつこくりゅうはさんの「推しに狂った結果漫画家に転生した話」でした。才能と情熱のある方が熱いパッションを迸らせているのは眩しすぎますね。私にはどちらもないのでゲームやマンガや映画なんかで「持ってる」方々
の才能と情熱のかけらをちょこちょこ齧って美味いとか不味いとか勝手なことを言いながら生き永らえてます…

こんばんは。ぷじょ〜ると名乗っております。splathonとの関わりはこちらこちらを、splatoonへの思いについてはこちらを御覧ください。

今回は2022年に遊んだゲームを振り返りたいと思います。クリアの概念がないゲームを除き、一応エンディングまでたどり着いたゲームのみ紹介しています。
※エンディングの内容は問いません。難易度は適宜調整しています。
※リンクは必ずしもプレイした機種やエディションと一致していません。

Halo Infinite

家庭用ゲーム機でFPSを大ヒットさせXBOX黎明期の人気を支えた伝説のシリーズ最新作。前作のダブル主人公から今作はシリーズを通してのヒーロー、マスターチーフの物語に回帰。オープンワールド的要素を取り入れたキャンペーンとPvPを用意しほぼ2本分のボリューム。私はキャンペーンのみプレイ。今作はチーフ大活躍、伝統の命の安い味方海兵隊員、とにかくボリューム満点なキャンペーン、初期3部作を強く意識したストーリー&楽曲群と往年のHaloが帰ってきた感満載で非常に楽しめた。これからオープンワールドが始まるという場面、人員輸送機(ゲーム内ではペリカンと呼称)に乗り込むムービーシーンにHalo1から使われているバトルテーマ曲がかかったのは胸熱だった。ローカライズが若干残念(パートナーAIはウエポンという名前だが字幕だと直訳で「武器」になってたりする)だが、キャンペーン好きにはおすすめ。

Forza Horizon 5

オープンワールドドライブゲームシリーズ最新作。メキシコが舞台。内容としては前作の4とほぼ変わらずといった印象。ジャングルや火山、遺跡など特徴的なシチュエーションはあるものの、プレイした範囲で個人的な好みだけ言うと前作の4の方が良かったかな。

Dead Cells

大ヒットしたハクスラローグライク2Dアクション。難易度は全体を通して高めだが、徐々に上がっていく火力・装備と自身のスキル向上で突破していく達成感を味わうゲーム。とはいえアイテムもランダム要素が強いのでクリアにはある程度の運が必要。ラスボス倒してからが本番という話もある。

The Artfull Escape

もはや何故ゲームという体裁を取っているかすらよく分からないくらい作者のセンスが大爆発している謎ゲー。基本は一本道の2Dアクション+音ゲーだが本題はそこにはなくただただカオスでサイケな風景とオリジナルのハードロックが延々と続く。合わない人も多いと思うがハマる人にはとことんハマる、そんなゲーム。

ドラゴンクエスト11S

シリーズナンバリング最新作。シンボルエンカウントのため敵を避けまくって進行した結果途中で詰まり、レベル上げが面倒になって放置していたがようやくクリア。ただ詰まったのはその1回だけで後はほぼボス戦イベント戦のみでもクリアできたのでレベルデザインは悪くないと思われる。相変わらずのコマンド選択型JRPGではあるが、スキルの介在が少なくてレベル上げされすれば最終的に誰でもクリアできるゲームが残っていても悪くない。ストーリーはドラクエらしくシンプルかつ王道。トリックスター的立ち位置のシルビアが引っかかる人には引っかかるかも。ラスボスのCVが某作品の主人公の声そのままで彼が喋るたびにこっちは眼帯つけた兄さん風にエセ関西弁で魔王ちゃ〜んと呼びたくなったのはここだけの話。

クロスファイアX キャタリスト作戦

シンプルなミリタリーFPSのキャンペーンモード。特筆すべき点はなく、ボリュームも不足気味。せっかく一人プレイ用のキャンペーンをつけるならもう少し頑張って欲しかったところ。

Hitman 3

ステルスTPS第3弾。システム面は2と変わらずで、全部2の追加シナリオとしてもおかしくない内容。ストーリーとしては一旦ケリがついたがフルプライスの続編として考えるとやや物足りない。

メダルオブオナーエアボーン

XBOX360時代の古色蒼然としたFPS。一応空挺部隊の話で落下傘降下から始まるが後は普通。ノルマンディ作戦、マーケットガーデン作戦と史実に沿ったステージ展開だったが途中から架空戦記ものに変わってトンデモ兵士やトンデモ要塞が出現。ここは評価の分かれるところではないかと思う。

スカーレットネクサス

バンナムが放つ新規IPのアクションRPG。アニメ調のグラフィックで美男美女ばかりが出演。戦闘はQTEを絡めたものになっているが入力可能時間は長めで落ち着いてやればそうそう負けることはないだろう。サブキャラの能力を駆使しつつのアクションはそれなりに面白い。メインストーリーは某アニメの影響受けすぎ。メインの大部分と、パワーアップに絡むサブストーリーも含め基本マンガ調の止め絵で進行するので途中で飽きてしまった。男女のダブル主人公だが2周目はパスした。

Rage

XBOX360時代のポストアポカリクスFPS。最初核シェルターのような施設から出てくるのでFallout4かと思ったが関連はないらしい。グラフィックは時代を考えるとかなり頑張っていて、アップスケール技術により今でもそれほど違和感なく遊べる。多彩な敵が出現するが動きのバリエーションが少なく攻略は容易、むしろ初心者向けかもしれない。FPSと同時に愛車の改造チューニングも大きな要素としてフィーチャーされているがメインストーリークリアには大きく絡んでこないのでほぼスルーした。

ReCore

ポストアポカリクス世界を描く3Dアクション。味方となるロボットとの連携でオープンワールドとダンジョンを攻略していく。オブジェクトの内容とロボットの能力が一致していないと突破不可能なのにお供に連れて行けるロボットの数が制限されており、オブジェクトの目の前で立ち尽くすこと多数。パルクール風味が強い3Dアクションも難易度が高い割に救済措置が少なくて場所によってはかなりの戻し作業を強いられるなどプレイフィールがかなり厳しいゲームだった。世界観や敵キャラの造形は悪くなかったが今やるにはいささか不親切にすぎる。

サンセットオーバードライブ

多彩なアクションがウリのTPS。全編悪ノリな空気が漂うおバカ系とでもいうべき破茶滅茶ゲーム。味方として出てくる連中が揃いも揃ってバカっぽい。ある程度パワーアップが進むと何も考えずに火器をぶっ放してドッカンドッカンザコを消していく爽快感が楽しめる。途中で何回か拠点防衛要素あり。ちなみにラスボスはレールに乗って倒していくもので、スプラトゥーン2のヒーローモードラスボスによく似ていた。(どっちが早いかは調べてない)

RAGE2

RAGEの続編。XBOX360からXBOX ONEとなりグラフィックが大幅向上。全体の雰囲気は踏襲しているものの前作との直接の関連はないのでこちらから始めても問題はないだろう。できることは多くなってはいるものの相変わらず敵の動きのバリエーションが少なく攻略は容易。敵を倒すと回復アイテムをほぼ必ず落とすので遠くからちまちまと言うよりは前に出て倒しまくって回復しつつというプレイスタイルになる。パワーアップ次第では暴れまくれる。

Trek To Yomi

日本の時代劇という舞台設定と白黒表現の美麗アートワークが特徴となる2Dアクション。難易度はかなり高めで、パリィを発生させることができないと苦戦必至。パワーアップが拾い物でしかできない割に後戻り不可能なマップ構成が多めとなっており、探索系が苦手な人にはきつい。レベルアップ的要素があっても良さそう。ちょっとした謎解きも挟まれるが特に要らないのでは。インディーズとは思えないほど豪華な声優陣は素晴らしい。

百英雄伝Rising

傑作RPG「幻想水滸伝」の精神的続編とされる本格RPG「百英雄伝」の世界観を紹介するパイロット作品的位置付けの2Dアクション。パイロット作品とはいえ十分以上のボリュームがありやりごたえはある。プレイに特筆すべき点はなくオーソドックスな内容で難易度もそれほど高くはない。本編発売が気になっている人は触ってみてもいいと思う。

スナイパーエリート5

タイトル通りスナイパーが主人公のTPS第5弾。弾着部位によって細かく異なるレントゲン風映像を見せるゴア表現がウリ。スナイパーとはいえナイフによるステルスキルあり書類を盗んで帰還するヒットマン風のステージありマシンガン等での無双もあり。隠密行動が基本だが無限湧きは(多分)ないので発見されても有利位置に篭って敵の死体を積み上げていればそのうち突破可能。敵の動きやそこかしこにあるバグも含めて全体に漂うB級感がむしろ味といえる。

クォンタムブレイク

本格的テレビドラマ並みの実写映像を交えて展開するSFストーリーが特徴のTPS。主人公は特殊能力を駆使して戦う。ゲームとしてはやや単調な展開に終始する。ドラマ部分はとにかくすごいお金がかかってそうだったので、それが体感できただけでもプレイした価値はあったかも。

JUDGE EYES:死神の遺言

いわゆる「キムタクが如く」の第1弾。みんな大好き神室町が舞台。基本システムは「如く」シリーズと同じで、探偵という設定による各種シチュエーションが追加されている。そのまま「如く」シリーズの外伝的位置付けと思ってもらっていい。内容はキムタクが主役のドラマ同様、もうとにかく全部が全部キムタクなのでキムタクが女物のパンツを干したり人妻風俗の嬢を待ったりと実写では到底不可能なゲームならではの行動をするのを面白がれれば面白いが、そうでなければ結構きついかも。ストーリーは一言でいうと荒唐無稽で、実在の名称などを使っている部分があるだけにやや違和感があった。

FARCRY 5

カルト教団との戦いを描くFPS。多彩な能力を持つサポートメンバー(犬や熊もいる)と協力して攻略していく。武器や乗り物も豊富。敵がカルト教団だからか全編通して非常に重苦しい雰囲気が漂う。結局打ち切りエンドかと言うくらい投げやりな形で終わってしまうので、最後くらい救いがあっても良かったのではという気持ちになってしまった。

A Plague Tale:Innocence

もう確定的明らかに鬱ゲーだと分かっていたので避けていたのだが意を決してプレイしたらやっぱり鬱ゲーだった。背景シーンは大量の死体死骸だらけ、敵はネズミの大群が意思を持っているかのように這い回ってるか甲冑騎士がウロウロしているかという地獄のようなステージの連続で、苦手な人は圧倒的にスルー推奨。基本ステルスゲーで、敵に見つかったりネズミに触れたりしたらほぼ一撃死。(自キャラが子供なので、この死亡シーンがまたキツい)終盤にはアクションゲーム並みの操作を求められる部分があるので結構戸惑う。難易度設定くらいはあっても良かったのでは。続編は発売済みだがGAME PASS版はPS5版が発売されるまで日本語対応お預けなので待ち。

ゴーストリコン ワイルドランズ

NPCの部下に命令して攻略を進めるのが特徴のTPSシリーズ。過去作は何本かプレイ済み。今作はドローン飛ばして索敵、ターゲット指定してスナイプを司令することでほぼ突破できる感じになっていてもう少しバリエーションが欲しかったところ。乗り物が豊富なのもシリーズの特徴だが今作は特にバイクでの移動が楽しかった。

イモータルズフィニクスライジング

ギリシャ神話をモチーフとした3Dアクション。オープンワールド+ダンジョンの構成、スタミナ(いわゆるがんばりゲージ)の要素があること、グラフィックの雰囲気も含めて「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の影響をかなり色濃く受けている。キャラやムービーはディズニー風。サブダンジョンならともかくメインストーリー部分でもかなり面倒なパズルアクションやパルクールを強いられる場面が多く、苦労させられた。それなりの操作スキルがないと詰まる可能性も高い。switch持っているならゼルダでいいかなという感じだが、ゼルダみたいなアクションを別腹でやりたいならあり。

アサシンクリードオデッセイ

大ヒットステルスTPSシリーズ最新作の一つ前にあたる。古代ギリシャが舞台。世界を支配しようとする暗黒教団の野望を阻止することと、その教団に囚われた弟を救い出すというストーリー。この前作になるオリジンズから採用されたレベルシステムにより自分よりレベルが高い相手には暗殺による一撃必殺が効かないが、今作より登場の「スパルタキック」が強力で、高低差を利用すればレベル関係なくキックで対応可能。(耐性持ちもいるので注意)主人公が性に奔放なのも特徴で、機会さえあれば男女問わずベッドインしてしまう豪胆さが面白い。(サブクエストではその辺の普通の街の鍛冶屋のおっさんとも一夜を共にしてしまう)ただエンディングはあまりにも唐突かつお粗末で、それまでのプレイタイムに見合わないのでちょっと肩透かしだった。(メインとは別建てでシリーズ全体の根幹となる設定部分でのエンディングムービーがあるにはある)

添丁の伝説

日本統治時代の台湾を舞台にした2Dアクション。主人公は義賊という触れ込みなので乞食にお金を施してパワーアップする。豊富に用意されているセーブポイントで体力全回復することと体力回復アイテムもデフォルトで3個(パワーアップで増加可能)用意されているのでボス戦以外では苦労しないだろう。ボスはそれなりに強力だが攻撃は一定パターンなので繰り返しチャレンジすれば攻略は可能。サブクエストの攻略が特定人物に話しかけると出てくる「思い出を振り返る」というコマンドに集約されているのが分かりづらい。ローカライズがやや雑(句読点が真ん中にある)なのはご愛嬌。設定からしてお分かりかと思うが日本人は基本悪役なのでそのつもりで。(カットシーン等で聞けるカタコト日本語は結構楽しい)

Gears 5

有名TPSシリーズナンバリング最新作。オープンワールドの要素、ステルス要素、探索要素を盛り込んだ意欲作なのだがオープンワールドはただの移動に終始しステルスも中途半端、探索に至っては広い画面上から点レベルのちょっとしたヒントを拾うような構成でなかなか難しかった。全ての新要素がギアーズの主要素と合っていないのが厳しい。ギアーズ4にあったロボットに乗り込む要素はオミットされていて逆にこっちをフィーチャーしてくれた方が良かった。ストーリーはデカすぎる(そして賛否両論の)ヤマがあるものの、前作に続きまたもや中途半端で終了。追加DLCのハイヴバスターズもプレイ。ボリュームはなかったがこちらの方がよほどギアーズしていた。

GRID Legends

レースゲーム+実写ドラマという異色の組み合わせ。一応ドラマで起きた出来事が次のレースに影響するようなことになっていて、ドラマパートで揉め事起こしてイライラしているライバルが次のレースパートでこちらにわざとクルマをぶつけてきたりする。とはいえ難易度ノーマルであれば自車の性能が段違いに高くて自分が大ポカをするか敵車との当たりどころが悪く吹っ飛んだりスピンしたりしない限りはまず勝てるので、どちらかというとドラマ側に比重があるのかなという印象。追加DLCでストーリーの深追いもあるようだがスルー。

以上です。振り返るとなんだかんだで結構やれてますね。ほとんどがXBOX GAME PASS配信のもので、最新ゲームのレビューになってないのはご勘弁を。PS5もあるのですがやったのはキムタクくらいで他はほとんどプレイしてないです。実に勿体無い。来年はついにGAME PASSの前払い済み3年分ラストイヤー。継続かPS PLUSに浮気するか、はたまたどっちも入るか。
PS陣営の猫ゲーと対馬ゲーは気になってるんですよね…
皆さんも良いゲームライフを。

明日はとしゆきさんの「リアルスプラトゥーン(トマティーナ)に参加した話」です。お楽しみに。




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