移住して2ヶ月。梨の収穫時期に入りました。
移住後初の収穫作業にいよいよ突入します。
実家の梨園を(ゆくゆくは)継ぐべく、移住、というかUターンして来ました。
2018年に芸人を引退して、その年に初めて、実家の梨園の作業を手伝いました。31歳の時だったはずです(今年39歳になります)。
東京で芸人引退して、そのまま東京で暮らしつつ、収穫時期の9月に実家のある宮崎県小林市に帰省するようになりました。コロナ時期の2年間は帰らなかったけど。
2018年に初めて手伝った時、Facebookとインスタで、梨園手伝ってる旨を投稿して、購入を呼び掛けてみました。
すると、飛ぶように売れました。自分で言うのもなんですが。
それまでは、両親の身近な方が買ってくれて、残りは市場に出すというのが定番だったそうですが、僕が呼び掛けるようになった2018年以降、市場に出す事は無くなったそうです。
市場に出すと、やはり安く買われてしまうようなので、個人販売で売り切った事で、少しだけ売り上げに貢献出来たのかなーと思いました。
初めての親孝行と呼べるものをしたかもしれません。
と言ってもですね、我が家は小さな梨園で、梨園の収入だけで生活している訳ではないんですね。というか、到底出来るような規模ではないんです。
両親ともに会社勤めをしていたので、仕事と言えば梨農家ではなく、会社員でした。
なので、梨がハケようがハケまいが、生活に大きな影響は無かったと思うのですが、それでも少しはプラスになっただろうし、何より、市場でドサッと買われるよりも、知った間柄の方たちが買ってくれて、食べてくれて、「美味しい!」という感想を聞けたことが大きかったような気がします。
そして、僕に届いたそれらの感想を両親に伝える事が出来たのも良かったと思っています。
お陰様で、それ以降、梨がすぐに足りなくなる程に注文を頂いております。
毎年欠かさず注文してくれる方もいらっしゃれば、その年に新たに出会った方が買ってくれるという事が毎年起こります。
結果すぐに注文受付終了となるので、嬉しい悲鳴というものを実感しています。まだまだ規模は小さいながらもそんな事を感じています。
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