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新型コロナウイルスについて

はじめに

 新型コロナウイルスについて正しい知識をつけようということで、既知のコロナウイルスの情報から考察される新型コロナウイルスでも起き得ることや有効と思われる対策を少し書いてみます。
 そして、私が1番伝えたいことは「最後に」に書いてありますので、そこまで読んで下さると有難いです。

※私は感染症やウイルスの専門家ではないので、ご了承下さい。

通常のコロナウイルス

風邪の原因ウイルス。学童期の約半数、成人の約80%が抗体を持つが、防御免疫は成り立ちにくく、再感染を繰り返す。有効な抗ウイルス薬やワクチンは無い。一般に飛沫感染。

SARSコロナウイルス

 2002年〜2003年に流行。2~10日の潜伏期間。80%は軽快するが、呼吸不全での死亡例もある。糞便や痰、血清(血液から凝固成分と血球成分を除いたもの)などの検体からRT-PCRを行い検査する。一般に飛沫感染か接触感染。
 これがコロナウイルスであることが明らかにされたことでコロナウイルス全体の分類や名前が整理された。
 抗ウイルス薬、ワクチンのどちらもない。

考察

 SARSコロナウイルスは糞便や痰、血液から検体を取っていたことを考えると、感染者の糞便や痰、血液にもウイルスがいる可能性があります。飛沫や接触は勿論のこと、トイレ、道端に吐かれた痰、出血の際に出た血液などにも気をつけた方が良いと思われます。
外出しなければ、これらの「気をつけるべき対象」と接する機会が減るので、今できる1番の対策は「家にいること」です。
暇かもしれませんが、家にいるようにしましょう。
そして、15年以上前のSARSや通常のコロナウイルスに対して有効なワクチンや抗ウイルス薬がまだ無いことから、医療に対する過度な期待は持たない方がいいかもしれませんね。医療従事者は全力を尽くしていますが、医療も完璧ではないので。

最後に

医師や看護師が大変という話はよく出てきますが、RT-PCRをしたり等は検査技師が行っています。RT-PCRは簡易で私もやった事があるのですが、コンタミなどによって正確に出来なかったりすることもあって難しいです。PCRの機械を増やせばどうにかなる問題ではないです
 そして人工心肺についても患者の状況に合わせた微調整が必要な為、専門の人でないと難しいと伺っております。それ故に、これも人工心肺を増やせばどうにかなる問題では無いです
 このような状況下で懸命に働いて下さっている医療従事者(病院の事務なども含めて)に感謝の意を述べて、この記事を締め括らさせて頂きます。

参考文献

南江堂「シンプル微生物学【改訂第6版】」

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