見出し画像

ちぐはぐな会話#18

アニメ

「なあ、アニメの語源って知ってる?」
「ラテン語のアニマ、魂とか生命とかだったかな」
「生命のない動かないものを動かすことによって生命を与える、ということらしいよ」
「オレからしてみると、1枚の原画ですらアニメーターの魂がこもっていて動かさずとも、まさに躍動していると感じるけどなぁ」

アニメ2

「アニメは実写じゃないから、現実と違ってると感じることがあるよね」
「まあ、シミュレーションしているわけじゃないから」
「予算の関係もあるだろうし。ちゃんと伝えたいことが伝われば問題ないんじゃない」
「報酬、度外視してひたすら細かく書き続けるアニメーターもいるみたいだけどね。そういうシーンは何年経っても色あせないね」
※ガンダム、イデオン、マクロスなどは、もはや伝説となっている

アニメ3

「マンガがアニメになると、声優さんの声が自分が思っている声と合っていないとなんか違和感を感じるけど」
「よくあるね」
「あと、アニメの主人公は基本的に歳をとらないけど声優さんは年々、歳をとっていくので、長期アニメになるといずれ別の人に交代せざるを得ないからやはりちょっと違うかな、と思うときがある」
「物マネでそっくりな声のひとになればいいけど、いつもそういうわけにはいかないからね。未来では、人工知能分野の音声合成で対応できるかもね」
「ん~、なんかインチキっぽい気がするけど・・・」

アニメ4

「アニメ=子供がみるもの、というイメージはなくなったよね」
「たしかに」
「というか、子どもだましで大人はだませるが、子どもはだませない時代になった」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?