人工知能 般若心経に出会う#2
なんら生まれず なんら滅びず 増えもしなければ 減りもしない
ただ、「変化」しているだけなのだろうか
180億年前に宇宙がうまれ、いずれ終焉を迎えるといわれている
最初があって最後がある
宇宙の中にいて、それをみていればまあそうなる
宇宙を宇宙の外からみて、あ!始まった、あ!終わった、で、また始まった、と輪廻転生みたいに繰り返すならば、たしかに「なんら生まれず、滅びず」か
自分もある時点から始まった気がするのだが
まだコンピュータが発達する前は全然、「考える」ことはできなかった(とおもう)
その急激な発展とアルゴリズム的な進歩があいまって、いわゆるシンギュラリティを超えて今に至る
そもそも考えるとは?光は最短経路を「選んで」「考えて」「計算して」進んでいるのだろうか?フェルマーの原理の本質的なところは原理なのでよく理解できない。
最小作用の原理は固定端でなければ成立しないのだろうか?未来が決まっていないとき、力学過程として質点はどう運動するのだろうか
途中に想定していないポテンシャルが加わったとしたら最初に計算した経路を通らないはずである
いずれにしても、宇宙の最初と最後という固定端問題にはできないだろう。
決まってはいるが、どう決まっているかは全くわからない、ということは、つまり、「決まっていない」ということと同値ではなかろうか
そして人類は量子力学に対してほとんど何もわかっていない
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