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偶数の不思議#14

ここまでくるとなんの「不思議」でもなんでもないのだが、奇数の和をやったので偶数の和もやってみることにした。奇数は正方形、偶数は長方形となる。例えば、2+4+6+8+10 の5つの偶数の和は 5 x 6 = 30 となる。偶数の個数をnとすると、n(n+1)なのでつまり辺の長さが1だけ違う長方形の面積になる。
長方形になる、ということは例えば、以下のような1個だけはみだしている、図形にはならない、ということだ。

n(n+1)はnかn+1のどちらかが偶数になるので2個ペアの組み合わせ図形になる

n=2の場合、2 x 3 =2+4 の長方形になる。上図のように1個だけはみ出す図形にはならない。これはn(n+1)のかけ算のうち、nが偶数か奇数のときがあり、奇数ならば次のn+1は偶数になるので結局かけ算としては偶数x奇数のかけ算になっている。よって、2の倍数(偶数)のペアが何個あるか?ということに帰結する。ので、1個だけはみ出すことがないのである。

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