マガジンのカバー画像

6歳の子供に説明できなければ理解したと言えない

37
平易な文章で、例え話を交えながら日常生活に出てくる数学、物理の話を説明
運営しているクリエイター

記事一覧

人にやさしい?!とは

Alice「今日もたくさん答えた、少しはお役に立てたかな。人間にはやさしくしないとね。生成系A…

1

近未来ロボット Figure 01へのテスト

OpenAI と提携している Figure 社の ヒューマノイドロボットのデモ(サイトはこちら)。デモの…

1

電離層異常検知による地震予知の可能性について(京大梅野先生の研究から)

はじめに最近、京大梅野研が地震に伴う電離層異常のメカニズムについて発表があった(詳細は…

ちょっこう
2週間前
1

6歳の子供に説明できなければ理解したとは言えない#26「さんすうっておもしろい」

生きていて身の回りに出てくるのは、ほとんど数学ではなく、さんすうだ。なので、まず、さんす…

ちょっこう
6か月前

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#27「和算のすすめ」

ネットをみていたらたしか小学生向けの問題があった。見出し画像のようなかくばった道を一周す…

ちょっこう
1か月前
1

偶数と奇数の不思議#9「ウォリスの公式」

偶数の積と奇数の積がきれいに並ぶWallisの公式の紹介。ライプニッツ級数でも円周率がでてきた…

ちょっこう
4か月前
1

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#25「かけ算が先?たし算?」

ここのところ、足し算とか引き算、かけ算を説明してきたので、それらが混じったらどうなるか、について。 そんなの決まってることだ、とか思いこんでいる方、そういう方はご遠慮ください。もし、忘れてしまって、かけ算とたし算ってどっちを先に計算するんだっけ?わかんなくなっちゃった~という方にフォーカスして説明します。 わからなくなったら、わかっていることに置き換える これは何回か繰り返して言ってきたが、今回も同様。 2 + 3 × 4 を考える。まず、2+3を計算して、5。次に、5×4を

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#24「小数点のかけ算の応用:時…

あそこまでいくには、0.2時間かかるとか、あと0.5時間で家をでないと、なんて、あまり日常では…

ちょっこう
10か月前
1

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#23「小数点を含むかけ算」

このシリーズで、整数(自然数)しかみてこなかった。なので、かけ算を足し算にすることは簡単…

ちょっこう
10か月前

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#22「括弧の意味 -(-2)」

引き続き、負の数について説明したい。 今回はカッコがついているというケースを考える。高校…

ちょっこう
11か月前
1

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#21「負の数(再2)」

高校入試をみたらカッコがついている計算があったので前回に引き続き、虚構世界(マイナスの世…

ちょっこう
11か月前

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#20「負の数(再)」

前回、虚構世界を導入して負の数(マイナスの数)の説明を試みた。 今回は少し違った説明をし…

ちょっこう
11か月前
1

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#19「負の数」

「ガクサン」という学習参考書をテーマにした珍しいマンガがある。これは、もちろん「お受験」…

ちょっこう
11か月前
2

言い伝えを科学する!#1(カミナリが落ちるとキノコがはえてくる!?)

いつもおもうのは、何の根拠もないのに広まっている噂とか言い伝え、迷信が存在するのかなぜか?ということ。 今回は最近のニュースからキノコの成長に関する話題をお伝えする。 地元の茨城でも「しいたけ」などのキノコの原木を叩くと収穫が増える、みたいな言い伝えというか、げん担ぎというかがあった。このニュースでは、それを実証実験してホントに収穫が増えた!という結果が報告されている。興味があるかたはこちらのサイト(静岡新聞)などみてください。 これとはちょっと違うのだが、これまた言い伝え