ハードSFの書き方17「物理的忠実さ」
どこまで「物理的に忠実」に描くのか?
冒頭や作中で説明がない非現実的な描写はどこまで許されるのか?
結論:観客(読者)が作品をそのまま見続けるにあたって、妙に引っかかってしまわなければOKか
こんなシーンがあったとする。しかも主人公がなぜ水面を走ることができるのか、については一切、説明がなかったとする。ご都合主義だな~程度で済んでしまえばいいが、多くの人は「なんだそれ!?」ってなるのではなかろうか。あるいは、水に浮く、という特殊能力というか特殊な身体特徴を持っている、とい