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経験から学ぶ

いちご狩りのシーズン。
家族で初めていちご狩りに行ってきた。
1歳の息子がいちごを大好きで、連れて行ってみたいと思っていた。

私の目的としてはふたつ。ひとつはいちご農園を見るとテンション上がるだろう、その顔を見たい。ということ。もうひとつは、いちごを狩ることを経験させたかったからだ。

めちゃくちゃ親バカなことは承知しているが、息子はすぐに真似をする。親が発した言葉も動きも。これがまた上手だ。

今回のいちご狩りも真似をするだろうから、自分で摘んで食べる楽しみを親の自分たちと共に味わわせてあげようと思った。

農園に到着し、いちご狩りがスタートした。最初は親が採って食べるところを見せたり採ったいちごのヘタを取ってあげたりした。

まあなんのことはない。息子はばくばく食べる。

たまに自分で採らせてみた。なかなかうまくいかないが何回か親のしてるところを見せてみたり採るのを補助したりすると採るのが上手になった。

途中から親は夢中でいちごを食べていた。ふと息子を見ると勝手にいちごを採ってヘタをちぎっている。

1歳クオリティとはいえ、させてみるとできるものだと感じた。
やはり、採ってあげて食べさせてあげるだけはつまらないと思った。

親が一方的に与えるだけではつまらない。子どもにさせてみる。これが子ども成長に大きくつながるのだと改めて感じた。

話は逸れる。私はプールで子ども相手の仕事に従事しているが、いまの親(自分のところだけかもしれないが)はなにかと過剰に子どもを守る傾向にあるように感じる。危ないことはさせるな。怪我なんてもっての外だ。喧嘩は相手が悪いからうちの子を関わらせるな。みたいな。

怪我なんてしてみないと痛さがわからない。喧嘩してみないと自分が嫌に感じてることを相手も感じてるとわからない。経験してみないとわからないものだと思う。

経験してなんぼ。そこから学習が始まって良いことは繰り返すし悪いことは勝手に修正しようとする。クオリティに差はあれ、これは年齢関係なくできることだ。

一方的に与えるのではなく、経験する環境を作ってあげること。これが親の仕事だと改めて感じたのでシェアしたいと思う。

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