[2024/05/27]中国製旅客機がベトナムに初登場｜C919とARJ21

2024年5月27日 20:00

ベトナム1327日目です。

①中国のC919とARJ21旅客機がベトナムのクアンニン省に初到着

②中国が独自に航空機を設計・製造できる国へ

③ベトナム運輸省やベトナム民間航空局、中国とベトナムの航空会社や旅行会社が参加したCOMACエアショーの開会式が予定

中国のC919およびARJ21旅客機がベトナムに登場

中国のC919とARJ21旅客機が初めてベトナム北部のクアンニン省バンドン国際空港に到着しました。これは、中国商用航空機有限責任公司（COMAC）が開催する航空ショーの一環として行われました。

C919とARJ21は、シンガポール航空ショー2024に参加した後、ベトナムでのCOMACエアショーに向けて飛行しました。このショーは火曜日から木曜日まで開催される予定です。

ARJ21-700は最大90席の双発ジェット機で、C919は最大192席のナローボディ旅客機です。C919の導入により、中国は独自に航空機を設計・製造できる国の一つとなりました。

バンドン国際空港の副所長、ホアン・バン・ズン氏は、このイベントが空港の総合的なインフラを示すものであり、将来的には中国各省とクアンニンを結ぶ商業便の基礎を築くと述べました。

ベトナム運輸省、ベトナム民間航空局、クアンニン省、中国とベトナムの航空会社、旅行会社の代表が参加し、開会式が行われます。参加者は試験飛行を見学し、機内見学も予定されています。その後、これらの機体はベトナム各地の空港で展示される予定です。

クアンニン省の人民委員会議長、カオ・トゥオン・フイ氏は、中国大使とCOMACグループの代表と会談し、中国からの航空路線開発とCOMACグループのクアンニン代表事務所設立について協議する予定です。

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