[2024/05/12]ハノイ市の行政手続きのデジタル化へ
ベトナム1312日目です。
労働許可証およびビザ申請のデジタル化進行中
最近、ベトナム当局は行政手続きのデジタル化を積極的に推進しており、特にハノイ市における労働許可証とビザの申請手続きは大きく変わりました。ここでは、ハノイ市でのデジタル化された手続きの具体的な流れと、企業が遵守すべき手順について解説します。
労働許可証の発行手続きの概要
採用情報のデジタル登録
労働許可証の発行手続き
2024年1月1日から、ハノイ市労働局の要請により、企業はハノイ市雇用サービスセンターのウェブサイト(https://vieclamhanoi.net/viec-tim-nguoi)でアカウントを作成し、採用情報をオンラインで入力することが義務付けられています。
掲載した採用情報は、外国人労働者使用計画の説明と一致させる必要があり、求人情報のリンクとスクリーンショットは後のステップでのエビデンスとして保存されます。
労働許可証のオンライン申請
ハノイ市労働局は現在、書類の直接提出を受け付けず、公共サービスポータル(https://dichvucong.hanoi.gov.vn/congdan/)を通じてのオンライン申請のみを受け付けています。
申請が承認されると、電子メールで通知され、その結果はハノイ市労働局に直接通知されます。
近年、労働許可証の発行・再発行手数料が企業・組織に対して免除されています。
外国人のビザ申請手続き
ビザ申請の完全デジタル化
外国人の入国ビザ申請手続き
書類提出から結果の受領まで、全てのプロセスが公安省の公共サービスページ(https://dichvucong.bocongan.gov.vn)でオンライン形式で行われています。
申請前にはデジタル署名を使用して専用アカウントを作成する必要があり、このプロセスは通常7日から14日かかります。
書類の電子認証が必要
ハノイ市入国管理局の要請により、署名・捺印を必要とする書類の他、労働許可証・企業登録証明書などの添付書類は、区・地区人民委員会での電子認証手続きを行う必要があります。
ハノイ市に所在する企業は、これらの情報を参考にして今後の手続きを進めてください。また、地域によって手続きの詳細が異なる場合があるため、具体的な案内を受けるためには管轄当局に確認することをお勧めします。
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