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草千里だけじゃない!@熊本県阿蘇市

 熊本県といえば、阿蘇山の草千里がとても有名。草千里がきっかけで阿蘇に行ったのだが、他にも素晴らしい場所や人がたくさんいた!

 広大な草原に馬がぽつんと放牧されている写真を見てからずっと行ってみたかった阿蘇の草千里。ひょんなことから念願叶い、いざ飛行機で出発。コンデジが飛行機の中で動かなくなるも、そのうち動くようになるか!と謎の旅行ポジティブを発揮しているうちに熊本空港に到着。


南阿蘇・自然派ソフト

阿蘇産の牛乳を使用したソフトクリームやクレープを提供。期間限定メニューの種類も豊富。中でも自家栽培したブルーベリーを使用した瑠璃色アイスは熊本県主催の菓子部門コンテストで金賞を獲得。

 早速草千里を目指す。道中に絵本に出てくるような赤い屋根の家と大きく”自然派ソフト”の文字。急にアイスが食べたくなり、『南阿蘇・自然派ソフト』で寄り道。季節限定のイチゴのパフェとクレープを頬張る。


草千里ヶ浜

草千里ヶ浜。
夏は緑が豊かで、冬には白銀の世界が広がる阿蘇山の草千里が浜(この日は野焼き直後の黒だった)。山頂付近とは思えない草原に馬が放牧されている風景がSNSでも有名である。海がないのに、「浜」とつく理由は、記録によると浜のように広いことから付けられている。だから観光客は多いはずなのに、写り込みが全く気にならないことに納得。かつてはその浜のような広さが火口だったというのだから、自然は本当にスケールが大きい。

 空港から阿蘇山に近づくと目線はぐんぐんと上がり街は小さくなっていき、山道を右へ左へと進み、くらくらしてくる。かなり初めの方から車酔い。しかし、視界がふっと広がり外を見ると、ディズニーランドがモノレールから見えた子どものように心はおおはしゃぎ。何度も写真で見た広々とした草原。SNSからはわからなかったが、今も活火山としてモクモク煙を上げている火口も見える。あまりに非日常の景色に道中の辛さは吹き飛んだ。


大観峰

 阿蘇山には草千里ヶ浜以外にも有名な絶景スポットがあると聞いていたのでそのうちの一つの『大観峰』へと向かう。阿蘇の街と山々を一望できた。パラグライダーを使ってふわふわと進む空中散歩は、次来た時にやりたいこととしてメモ。展望台の正面から振り向くと、標高が約935メートルと高いのにも関わらず、地平線が見えるほど見渡す限りの草原が広がっていた。日本でもこんな壮大な景色があるなんて、まだまだ日本の大自然を満喫できていないことを痛感した。


ASO COFFEE SHOP

 カフェと美容室と英語・フランス語会話教室を併設している。「コーヒーを飲むことと目的の違う方々が『交差し』『関わり合い』『何かをする』ための空間」を大切にされている。
*容室に予約がある時は一時閉店するので、来店前にインスタのストーリーのチェックは忘れずに。

 「阿蘇は高齢化が進んでいるので、若い方にも阿蘇に来ていただけると嬉しいです。」そう笑顔で話すのは『ASO COFFEE SHOP』のオーナー山本さん。仲の良い先輩のように話しやすく、話しながらいただいた阿蘇の牛乳を使用したカフェラテは甘さに溢れている。お店を出るときは、なんと外まで見送ってくれた!そんな温かい店主さんに会うために、また必ず訪れたい。

▼ASO COFFEE SHOPのインスタグラム
https://www.instagram.com/asocoffeeshop/


清和高原天文台

熊本県民天文台のスタッフが撮影した彗星の写真が評判となり、星が綺麗に見えるスポットとして話題に。その後、天文ファンや地域の協力のもと完成。

 最後は日本有数の星空が見える『清和高原天文台』で天体観測会。360度遮るものが何もない好立地から見える星空はまるで天然のプラネタリウム。「この前はこんなに星が見えたんですよ。」とくっきりと映る星座の写真を見してくれた知識豊富なスタッフの方の説明がわかりやすいので、知識がなくても楽しめた。晩御飯は併設されているログハウスで阿蘇の食材を使った料理を作る。料理を食べながら、話し合う。明日どこにいくか決めないと。


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