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こんにちは、不妊治療No.12

こんにちは、オズマジョです。

一回目の自然周期凍結胚移植が終わり、一週間後に結果を聞きに行きました。

土曜だったので、夫に一緒に行くか聞いたら行くというので一緒に行きました。
どーかなーとか楽しみだねと言いながら。
まあ、どっちにしてもなんかおいしいもん食べて帰ろう。

さて、病院は年明けの3連休も終わった後の初めての土曜ということで、待合室は座れない人も出そうなくらいにぎっちぎち。
ここまで混んでるのを体験したのははじめてかも…
まず採血をして結果が分かるまで最低30分は待ちます。

この日はめちゃくちゃ混んでるので採血に呼ばれるまでもかなりかかり、さらにそこから結果が出るまで一時間半くらい待ち…
とうとう呼ばれました。
いつもは先に超音波を見てから内診なのに、血液検査だけなんだ…と思いながら。

「今回は、残念。妊娠してませんでした」

結果は残念。

「今回は残念だったけど、どうしようか。子宮の検査をしてもいいんだけど、そうなると1周から2周見送ることになるし、検査も15マンくらいかかっちゃうのね。僕としては2回目をやってみて、それでも妊娠に至らない場合、次に検査を勧めています。どうする先に、検査する?」

2回目挑戦します。
さっぱりと答えました。

今度はホルモン剤で調整してばっちり体を整えて、来院回数も出来る限り少なくして少しでも削れる金額を抑えるようにしましょう。という事になりました。

次回の受診予定は月末。予定では2、3日後に生理がくる。
4日後から、ホルモン剤を始めるというスケジュール。

診察室を出て夫に首を振って結果を伝えましたが、伝えきれず、手でバッテンマーク🙅‍♀️笑
人が多いのでコソコソ伝える事に。

私の正直な気持ちは、「そんなもんか」だけ。

先生の方が「ほんとに今回は残念!すごくいい卵状態だったで、ほんと残念…」と言ってくれたのに、そんなもんじゃないの?くらいの冷めた気持で私はポカンと聞いてしまった。

実は、多分、なんとなく今回はうまくいきそうにないなあ…とずっと不安で、検索魔になっていたからかも。。。

移植直前の週に2回も飲み会があって(お酒は断った)、お酒をいつもグビグビ飲むのに、「風邪ひいちゃったみたいで…」と断る不自然な感じの自分にストレスを感じたし。
移植直後に、健康診断があったりと…
なんとなく、タイミングが悪いなあ…と正直思ってるのもありました。関係ないとは思うけど、気持ちとして。
あと、判定日の2日前の朝、目が覚めた時の体の熱さがスッと引いていった感じがしていたので、普通の周期みたいだなと思ってたし。
そんなにうまいことすぐ行かないだろうとハナから思ってるところがあったんですよね。

結果が出ないことへのショックを、あまり受けない心づもりになってたのかなと思いました。けど、もちろん
「もしかしたら、ここで妊娠してくれると助かるんだけどね!だからお願い!」
とめちゃくちゃ神様に願っていましたが……
だからこその検査魔という悪魔が降臨してました。

現実は甘くないねえ。

確かに残念だけど、正直痛いのはお金の問題だけ。
やはり、このお金のことが解決できれば、不妊治療って本当にずっと気が楽になると思います。
いくら医療技術が発達していても、限界ってあるし。

夫も「そっかー、残念だけど。やっぱ、そんなにすぐにうまくいくわけないいかあー」って感じでした。

帰りに、手軽にランチにちょうど良い量の焼肉屋さんがあるので、そこでお昼にしてビールを飲みました。美味かった!
そこまで私はお酒を頻繁に飲まないのに、なぜか今回は飲みたくて仕方なかったのですよね。
飲んではダメだとなったからこそ、飲みたくなるのか…
人のサガか…

「そういえば、ずっと前に欲しいって言ってたバッグ買っちゃえば」と夫が言うので「そうだ!そうだ!そうしよう!」とその足でお店によって買って帰りました。ほくほく。

きっと慰めてくれたのでしょうね。

あと、診察などで一度に1万2万は当たり前。10万単位で支払っているから、もはや金銭感覚が破壊されてるので、ここで1万や2万や3万支払いが増えたところで、もはや一緒や!…みたいな謎の大富豪感覚になっていて、やばいです。

ちなみに、残念だった結果に自分自身についてはそこまでショックではなかったのだけど、伝えていた人たちに結果を知らせるのが一番のストレスを感じたのです。

「そうなんだー。残念だね。」だけで終わってくれるのが一番ありがたかったです。

「絶対次は大丈夫だよ!」とか慰めの言葉は、大変にありがたいんだけど、めんどくさいなあという気持ちになってしまった。
私が相当落ち込んでいるだろうと思って気を使ってくれているのが分かると、さらに「あーーー」という気持ちになってしまった。

「ありがとう」と素直に思ったり、返せばいいのにね。

でも、慰めてくれてるという事は、正直そこまでショックを受けてないのでまあ平気なのになと思っていても、「それは強がりだ」と言われてるような気分になるんですよね。
へそが曲がっているから。

自分の性格が曲がっていることを、分かっているけど、まざまざと目の当たりに。

でも、自分で「こういうのはストレスを感じるからやめたい」と思っているので、次の移植日は報告する人を極力減らして、大っぴらにしないほうが自分のためだなと思いました。

あまり隠すつもりがないのだけど、自分のために隠すのは必要ですね。

極力、自分で自分をストレスから守っていきたい。次回はホルモン剤で調整するし。気持ちも万全で望みたいもんだな…と固く決意したのでした。


それでは、今日はこの辺で。
全体的に割と面白い体験だなと思います。自分の気持ちの動きとかが特に。そうやって、なるべく楽しんでいきたいなあと思ってます。


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