文鳥のOMOMI(ぬいぐるみ)について
文鳥のOMOMIは、以前は粘土などで制作していたのですが、ぬいぐるみとして作り始めました。
OMOMIを作り始めたのは2019年。
試行錯誤してやっと形になったのですが、自分の作風として郷土玩具に近い形で作りたくて頑張っていました。
以前のOMOMIについて書いたのがこちら↓
つるりとした触り心地などかなりこだわったのですが、素材の性質上何ヶ月も制作に時間がかかること。
さらに、気温や湿度に重さが日によって変わったり、経年によっても変わって行く。
重さが不安定なこと…
それは、本物の文鳥にもあることで、まるで生きているようでとても気に入ってはいたのですが、誤って落とした時に破損もしやすく、汚れがついた場合修正もなかなか難しいこと…
様々なことを考えて、手軽に握ったり撫でたり…と考えるとぬいぐるみにすることがベストだなと作っていて思っていました。
ぬいぐるみをオリジナルで作ったことがなかったので、型紙の作り方を独学で勉強。
このコロナ禍で時間ができたことが幸いで、試作を何十個と重ねて…やっと納得のいく形に!
手に握った時のサイズ感、重さ…
ぬいぐるみになったことにより、より手にフィットします。
文鳥が握られにきた時に、もふもふっと体を振って手にフィットして行く感じも感じられる(かも)!
そして、落としても壊れにくいし、何より汚れても洗える!!
OMOMIは、愛鳥の菜っ葉が亡くなった後、せめてこの子の重さだけは感じて居たい…という思いから作り始めた作品ですが、
文鳥も各自それぞれで、パートナーだけに握らせてあげる子や、そもそも握られるのが嫌いな子もいます。
文鳥をお迎えしたいけどできないとか…
「握り文鳥」に焦がれて居る人たちにも至福の文鳥ニギニギを感じてもらいたい!
そして、小さな人たちに…
文鳥と触れ合うにはまだまだ小さな子供達が、めいいっぱい遊んでくれたら嬉しいです!
2021年2月に参加させていただいた小鳥ガーデンで初めて展示販売し、ただ今、3/21〜4/4までの「いきものフェスオンライ」にて出させていただいています。
何件かお問い合わせもいただいていて、委託だと個別に重さの相談など難しいので、近いうちに受注制作セミオーダー式にてminneでお受けしようと考えております。(※細かな0.1g単位などの指定はお受け出来ません)
曲線も多くパーツも小さいので全て手縫い。
なので短時間でたくさん作ることが難しく、1ヶ月ほど完成までお待たせしてしまうことになります。
あと、1ヶ月に作れる数を自分で出して、「受注会」みたいな期間を決めてお受けしようかなと思っています。期間を決めないと、他の作品を作れなくもなるので。
とはいえ、ニッチな作品なのでそんなに沢山の注文はないかなーとは思ってるのですが…
イベントをチェックしていただいてて「うちの子の重さがないな…」と思ってくださっていたら、もう少しお待ちいただけたら幸いです。
実際に手にとって考えたいとも思うので、今後参加するイベントにも少しずつになると思いますが出していこうと思っています。
新作の文鳥のOMOMIぬいぐるみ、頑張って作っていきます。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。