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今更『Detroit: Become Human』をプレイして、アンドロイドの運命を見届けた

プレイしたきっかけ

家の事情やなんやら色々あって、実は今札幌で働いている(前は東京で働いてた)。ただ、前職を辞めて6月から働き始めるまで、少し時間があいたため、友人に「それなら今のうちにプレイしてみてほしい」と機体ごと押し付けられて、PS4のゲーム『Detroit: Become Human』をプレイすることに。

結論:めちゃくちゃ面白かった。(押し付けてくれた友人ありがとう)

『Detroit: Become Human』のすごいとこ

自分はゲームに疎くてよく知らなかったんだけれど、ゲーム好きの間ではもはや有名な作品だった。調べてもらえれば色々出てくるので説明は省くけど、いわゆる「プレイヤーの選択で未来が分岐し、物語が変化していく」ゲーム。なので、人によって迎えるエンディングも違うとのこと。本当に??

実際、プレイする前の私は、
「まあ、そうはいうても、大体似たような結末を迎えるのでは?」
と思っていた。舐めていた。

びっくりするほど分岐した。

しかも、選択によってその後のストーリーにめっちゃ影響した。

いや、これはぜひプレイしてみて(もしくは実況動画見て)ほしいのだけれど、ゲームを進めるうちに、これはすごい手間のかかっているゲームだぞ…ということがわかってくるのだ。

「え、もしかして膨大な数の分岐とエンディングがあるのではないか?」と。。そして「自分がたどっていないルート、なんかめちゃくちゃあるよね?」ということを。。

(ちなみに、映画の脚本が100ページなら、このゲームは4000~5000ページあったらしい。とんでもない。)

そうはいっても…

「でも、それだけ分岐があったら、開発もままならないだろうし、クオリティだってそこそこなんじゃない?」

はっはっは。奥さん。実は、すべてのストーリーが、映画並みのクオリティで展開されていくのですよ。

「いやいやいや、信じられないわ。ありえない!」

そう思うでしょう。私も、そうでした。プレイするまでは…。
しかし、一度、一度でいいから最初から最後まで通してみてほしいのです。
そうすれば、私の言っている意味が分かります。
これは、一度通してプレイした者でないと、得られない感覚です。

「そ、そこまで言うのね。なるほど。でも、クリアするまで時間がかかるんでしょう?」

たしかに、一通りプレイするには約10時間(選択によっては1,2時間前後するけれど)かかります。
しかし、一日2時間かけたとしても、約一週間でクリアできます。

「なるほどね。…まあ、それくらいなら、できそうかしら。でも、私もそんなに暇じゃないわよ。」

わかっています。しかし、この時間は決してムダにはなりません。むしろ、宝物になります。だまされたと思って、まずは第一章をプレイしてみてほしいのです。

「ふ、ふーん。そこまで言うなら、まあ、ちょっと面白そうよね」

でしょう。気になるでしょう。しかも、全てプレイすると、特典映像として、演者インタビューや制作秘話も見られるようになります。それがまた面白いのです。
進めるうちに、このゲームはどうやって作られたのかも、気になってくるのです。

「な、なるほどね。でも私、PS4をもっていないのよね」

実は、今はPCでもプレイできるようになっています。なのでもしPS4をお持ちでなくても、プレイできますよ。無料の体験版もあるので、まずはそれをプレイしてみても良いかもしれません。

「なるほど、そうなのね。体験版はちょっと気になるわ」

Epic Games Storeでは今もセール中のようですね。
また今度セールの機会があればその時を狙ってみるのもありです。

「ありがとう。もう、ちょっと調べて始めてみるわ。」

いえいえ。多くの人にプレイしてもらうと、世界がちょっとだけ平和に近づくかもしれません。ぜひ、楽しんでみてくださいね。

…と、いつの間にか、突如現れた奥さんにオススメしてしまったけれど、まあとりあえず、この奥さんと同じく、できれば体験版をやってみてほしい。自分でやるのが億劫だ、という人は、実況動画をちょっと試しに見ても良いかもしれない。(※ただ、事前に情報を入れない方が、ゲームを楽しめるのでまずプレイしてみるのがおすすめ。)

あなたが選択し、あなただけが体感できる、未来のデトロイトで巻き起こる物語を、ぜひその目で見届けてほしい。

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(ちなみに、私が初見プレイした時のエンディング↓)



※一回プレイして他ルートもなんとなく知ってる人向け

コナー:死亡。ハンクとは友情ルートで、サイバーライフタワーのアンドロイドは覚醒させたが、選択肢をミスり、コナー,ハンク,新コナー全員死亡…
カーラ:死亡。ジェリコ脱出失敗。これも選択肢をてんぱってミスり、カーラとアリスが奇襲の最後に死亡。
マーカス:生存。ノース、ジョッシュ、サイモンも無事。アンドロイドが一時的に自由を手に入れたエンドで唯一のハッピー?エンド。
〈全体的な感想〉コナーとカーラのエンド、最後の最後で時間制限に焦って完全に選択をミスったの結構悲しかった…。とっさの判断って難しい。
唯一マーカスは爆上げエンドにできたのでそれだけが救い。(でもやっぱり主人公みんな生還したかったよ。。)
コナーは最初の任務と尋問の任務で、2回死んでたので、最後くらいは生還させたかった…。コナハンコンビ好きだった…。にしてもコナーかわいいか?もうみんな完全に人間なんよ。
アリスの真相、ジェリコで判明するまで全くわからなかった。やられた。ちなみに、アリスには途中(お金盗んで、車に泊まったので)心を閉ざされてしまって、進む度に「心を開いていない」が表示されて悲しかった。最後は心開いてくれた状態だったので、より悲しかった。
カールおじいちゃん生存ルートもあると知って、カールともっと話したかったな…と思った。マーカスの変化具合にびっくりしたけど、カムスキーからの贈り物だと途中で知って納得。ノースと恋人になったのは急展開すぎて、素敵な事のはずなのに笑ってしまった。デモの行進シーンは泣いた。
にしても、本当どれだけルートあるんだ…。ゲームシステムとストーリーの作りこみがすごすぎた。音楽も主人公3人それぞれ作曲家まで違うのこだわりすぎてて最高だったな。面白かったー!


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