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心のこと

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画像は2019年3月9日、アリーナ前で。プレイオフファイナル初日、サハリン戦直前の空は、こんなにも美しかった。心の動きを詩にしています。
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2020年6月の記事一覧

存在

尊く 温かく 眩しくて 掛け替えのない 代わりのいないもの 心磨かれ 力をもらい 同じ時を生きる 真実の目的地 人生の道に在り わたしを育てる 無二の存在

思えば 全ての時間が 応援のためにあるのだから きっと人生の終わりまで 応援道というものを 突き詰めていくことが 与えられた道なのでしょう それは思いの外 困難な道のりです なぜならそれには 微細な加減が必要で 足りなければ役立たず 過ぎれば毒になるからです その時々と その人と人により 匙加減が異なって 時には甘く 時々辛く 真に欲するものが 温かくその身に沁みるよう 精一杯の想いとともに 最善を届けられますよう 四六時中調剤を繰り返す それがわたしの全てです

存在理由

仕事を終えた帰り道 エンジンをかけるその瞬間に いつだって胸の内が膨らんで 切なくなるのはどうしてなのかな 小さな思いの一つ一つから 解き放たれたその瞬間に どうしようもなく心震えて 泣きたくなるのは何故なのかな いろんな日々がとりどりにあり たくさん笑って過ごした日でも ハンドル切って門を抜けると 心の奥の真から こんこんと湧き出る想いの泉 いつも変わらずに想っている 目の前の景色がふと消えて 想いが空洞になるときも わたしは愛で満ちるから 守り支え  愛

アイシング

心を繋ごうとしていると 誰かさんの気分が空を伝って ふわりと飛んで来る気がするの ほっこりひんやりと心の熱が わたしの今と違う温度で 鏡に映し出されるようにして それならね もしかすると  もしかするとね わたしの気分が映ることも あるのかもしれないなって そんなことを うっかり思ってしまったもので わたしの心の彩りはいつも 出来うる限り青々と透明にして 澄ませていたいと願います 心も体もマグマの様に熱く強く 全力展開していくあの人だから わたしの心がひんやりと心

生きる

生きる時間なんてもう そうたくさんでも ないと思うのですもの ですから 願いごとは1つです 大切だと思うこと 宝物だと思うもの わたしのこの両腕に 大事に抱えて来たものを 一つ残らず カケラの果てまで 全てをあなたに渡したい 叶うなら わたしの時を 終わりにしても構いません 人生最後まで 欲というものに きっと終わりはないのでしょう あなたの中に わたしを残して行きたいの そう語っているのです

それはね

果てなく続く空のようで 日輪を縁どる虹色のようで 金に揺らめく水面のようで 銀に煌めく結晶のようで 朝露に濡れる花弁のようで 旅立つ間際の綿毛のようで 秘密の部屋の鈴音のようで 雷鳴の如き天啓のようで 不思議で美しく温かい わたしを動かす力の全部です

時をかけて 丁寧に包み込み 心の奥へ大切に しまっておいたのに 一度開けてしまえば その輝きに心奪われ 囚われたままで 忘れることが 出来ない

物語

目が変わった 真っ直ぐに 迷いなく集中する その目を待っていた そこからだ 奥深くなっていくのは 出会い 喜び 苦しみ それらを受け入れ 乗り越え 糧にする度 光は増していく もう少し もう少し 君の物語が始まる

金と銀

金の輝き 銀に光り 金の焔 銀の鏡に 金と銀の鈴 鳴り響き 金の音色 銀に伝う ふるふる ふるふる共鳴し 金と銀のカケラ 降る降る 温かに 綺羅らかに 世界 ヒカル

ころりん

ころりん ころころ 手のひらの上 あなたのその手のひらは 思いのほかに広いから わたしがころころ転げてみても 落っこちることはないみたい ころりん ころころ 手のひらの上 心飛ばして どこまでも 自在に転げたつもりでも あなたのその手のひらからは 絶対落っこちはしないみたい こころ ころころ ころりん♪