では何が幼稚か
幼いこと、未熟なことが幼稚にあたるらしい。近頃、幼稚のしっぽをようやく掴んだように感じている。
この4月から家庭の事情により小学生男児、女児と生活し始めた。本人たちがもっている特性や今まで育ってきた環境もあり、スムーズなコミュニケーションをとることができないシーンが時折ある。自分と相手が納得するために必要な情報を与えられない、あるいは取得しきれない。心の状態がじゃまをして、行動に移せない。これが幼稚の正体だ。下記に例を挙げる。
靴下を脱ぐ→床に放置→洗濯物のかごに入れてねと伝える
ここで分岐。
1.良好
「はーい」と納得、返事をし、靴下を持ち、かごに入れにいく。
2.やや不良
納得いっていないような感じで「わかってるよ」と返事をし、靴下を持ち、かごに入れにいく。
3.無視
この時、間違いなくNintendo Switchを手に持ち、ゲームをやっているかYouTubeを見ている。
4.反発(主に叫ぶ、ものにあたるなど)
この時、間違いなくNintendo Switchを手に持ち、ゲームをやっているかYouTubeを見ている。
1〜4、どれになるかはばらつきがある。一つ言えることは1.良好の際には、情報が取得しきれていること。行動に移せる心の状態であること。
情報が取得しきれないと、納得ができない。納得ができなければ行動に移すことができない。
いかに情報の取得をさせるか、相手から情報を出させる言葉選びを行うか、自分が情報を取得する努力をするかがコミュニケーションを行う上で大切なことだ。
幼稚を避ける。なぜなら幼稚ではとにかく時間がかかる上に正常なコミュニケーションの妨げとなるから。
そしてこの世は現象で、人は現象をみて生きていくからです。
「現象をみる」とは、こういうことです。
これをやっていると人生がいつの間にか終わっているのでおすすめです。
それでは。
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