白い粉について。

塩と砂糖は添えるだけ。

私はずっと、砂糖は甘くするためのものだと思っていました。
甘いものを作るために、大量の砂糖を入れて、「うむ、甘くて美味しい」、そう感じるためのものだと思っていました。

コーヒーの砂糖もそうです。
甘くするために入れるのだと思っていた。
けどそれは、私が過去、コーヒーに砂糖を混ぜるとき、袋全部混ぜてたから。だから、甘くなっただけだった。

昨日、ブラックのコーヒーに、少しずつ砂糖を足しながら飲んでみました。
すると、甘くなる、というより、味がマイルドに、刺が無くなっていくのが分かりました。まろやかで美味しいと感じました。
コーヒーを飲むときに砂糖を毛嫌いしていた、そんな私にバイバイです。

そういえば、塩もそうですよね。
「素材の味を楽しんでいただくために、まずは塩で」なんて言う。
これは、しょっぱくするための塩ではなくて、味を引き立たせるための塩。より美味しく食べるための塩。

塩に関しては、腐らないようにするために、しおっ辛い食べ物があったりしますが、それは、しょっぱくするための塩ではない。物を長持ちさせるために、結果的にしょっぱくなっただけ。

和食を作るときにも、少量の砂糖を入れることがありますね。
そうすると、もやっとボールが幼稚園生の作った泥団子になったみたいに、味がまぁるくなるわけです。
(食べ物の味の例えで泥っていうのもどうかと思うゾ)

甘くするための砂糖、しょっぱくするための塩。
それらもいいけれど、
これからは、もっとその味を引き出すための使い方を、見直していきたいと思います。

白い粉たちのお陰で、食べ物がより美味しくなる。
ありがとうございます!!

以上。

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