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ワッフルコーン

今日久しぶりにソフトクリームを食べた。
今日は11月にしては暖かくて、お外でひなたぼっこをしながら食べるアイスは格別だった。
ソフトクリームは何がいいって、甘くて冷たくて美味しいのがいい。

ソフトクリームを食べ進めていて気付いたことがある。
コーンってなんか、もさもさしてる。
ソフトクリームが結構中まで入ってくれてるからバランスとれてるけど、もさもさしてるな、って。

小さい頃、あんなに大好きだったワッフルコーン。
カップかコーンかワッフルコーン(+○円)かが選べたら、必ず選んだワッフルコーン。ちょっと控えめな、大人の顔色をうかがうあの子だって、カップではなくコーンを選んでいたのではないのか。

それが、なんだ。
もさもさしてるだと?
あの、ワッフルコーンへの愛は、こだわりは、どこへ消えたのだ。

私はもう、こどもではないのか?
と、クリームがまだたっぷりの先端を、パクっと、一口で、ぺろり。
きれいに完食した。

かつての私のように、
コーンの反対側から、溶けたクリームが垂れたり
(溶けたクリームは常温で、手をつたって落ちていくことに気づけない)
コーンのとんがり底が柔くて、染みてきて、ついとんがりを食べちゃって、底無しになって、収集がつかなくなる、なんてこともない。

私はもう、こどもではないのだ。

‥‥

と、ほんとはもっとやるべきことがあるのに、私は今、こんなことを書いている。

ん、やるべきことってなんだろう。
ちょっと大人びた自分が自分に勝手に決めたこと?
ん、こんなことって、後回しにすること?
いやいや、こんなこと、が素晴らしいんじゃん。

もう私は、目の前のキラキラしたソフトクリームに夢中になって、反対側からから垂れたアレで手を汚すことはないだろう。

けど、こんなことやあんなこと、目の前のキラキラしたことを素晴らしいと感じることはできる。夢中になることも、たぶんできる。

そして、やっぱ、ごめん。
もさもさしてるとか言ったけど、
やっぱりワッフルコーンは美味しい。

以上。

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