野村克也全語録/野村克也/2022/★★★★★
野村氏の私の最初の記憶は、ヤクルトスワローズ時代に「ID野球」「野村再生工場」と呼ばれ、他球団では活躍できなかった選手を率いて優勝した時。さかのぼると、野村氏は1954年にテスト生で南海ホークスに入団して、現役27年の中で、歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王、MVP5回、首位打者1回、本塁打王9 回、打点王7回など、タイトルを総なめした一流の選手。プロ野球の監督としては、ヤクルト→阪神→東北楽天と16年間でリーグ優勝5回、日本一3回と歴史に残る活躍。そんな野村氏の過去の語録が365個も収録されており、即買いました。野球だけではなく、仕事や人生に生きるエピソードがたくさんあります。お勧めです。
▼おすすめのヒト
・野球好きの方
▼印象的なコト
・代わりの人間はいくらでもいる
・真面目な優等生は大成せず、不真面目な優等生は大成する
・結果が出る出ないは、感じる力の差
・孤独な練習こそが、明日の自分をつくる最大の近道
・挨拶は人間社会の基本
・目先の勝利にこだわって、「人」を殺してはいけない。
・教えるではなく、見つける
・「型」にはめたがるコーチは、引き出しが少ない
・機に因りて法を説け、人を見て法を説け
・「超二流」になら誰でもなれる
・適材適所は才能集団にまさる
・組織に必要なのは、いいにくいことを口にしてくれる人
・「優勝するべくしてするチーム」「優勝するにふさわしいチーム」
・価値に不思議の価値あり、負けに不思議の負けなし
・「第六感」とは、執念のひらめき
・不運にはそれなりの理由がある
・小さなことは、「大きな森」につながる
・配球も人生も、大事なのは「緩急」
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