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スパークする思考/内田和成/2008/★★★★☆

現在BCGシニアアドバイザー、早稲田大学教授の内田氏はJAL入社後、33歳で慶応MBAを卒業。34歳でBCGに入社後、40歳でパートナー、49歳で日本代表へ。47歳から事業戦略系の書籍を出すが、57歳の時にスキル系の本として本書をだす。「スパーク」という言葉が何とも言えない古臭さを醸し出していますが、サブタイトルに「右脳発想の独創力」とあるとおり、この本は如何に「右脳を使って筋の良いアイデアをひねり出すか」という点に特化した書物です。
彼と同様の主張をする経営者の主張に複数回触れたことがあるということと総合して判断して、本書はいかがわしくなく、ひとつの信頼できる主張だと思います。

▼おすすめのヒト
・プランニングスタッフ
・組織長

▼印象的なコト
・問題意識が発想の連鎖を生む
・顧客志向の自転車泥棒
・思い出せない情報は大した情報ではない
・情報は整理しないで放っておく
・時が情報を熟成させる
・キャプテンの唇
・問題意識にタイトルをつける
・公私混同のすすめ

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