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ママ起業家は子供を言い訳にしてもいいのか?

これはすごく難しい問題なのです。

難しい問題は、すぐに答えを出さずに

「悩ましいね〜」

とじっくり答えを探っていくことが大事なのです。

それが知性です。

けれどもSNSでは、

「◯◯は××しろ!」

みたいなシンプルかつ単純なものが好まれます。

しかし、「子供と仕事」という人生の重大事が、

そんなにシンプルに割り切れるわけがないのです。

だからぼくは

「割り切らなくていい」

と思う。

これは、十分に悩んていくことなのです。

そのうえで、

「子供を言い訳にしてもいいのか」問題

を論じてみたいと思う。

これは結論から言えば、

「そんなん人によるやろ」

です。

もう少し言えば

「価値観」

の問題ですね。

ご自身の価値観として

「仕事」「事業の拡大」「売り上げアップ」「数字」

というものを大切にされる方は、育児というのは、いったん横に置いておいて、

「仕事に集中」

されるのも良いかと思います。

ベビーシッター的なものを利用したりして、仕事に没頭する。

子供は寂しいかもしれないけれども、そうやって

「真剣に働く背中を見せる」

というのも、ひとつの教育です。

向き合うだけが、育児じゃない。

逆に「夏休みは、もう仕事をしない」と決めるのも、またひとつの選択です。

それは「仕事をしない言い訳」じゃない。

その人の価値観として「仕事よりも育児」というものに

「今は」

ウェイトが置かれているということです。

そうこれは「時間軸」を絡めて考える必要がある。

「子供が小学校に入るまでは」
「中学校に入るまでは」
「20歳になるまでは」

そうやって時間軸における制約をかける。

「今は、仕事よりも子供が大事」

でも3年後には仕事をはりきる。

そういう考え方もあるわけです。

だからぼくは

「子供を言い訳にするな」

なんてことは言いたくない。

子供がいたら集中を削がれることは事実です。

物理的に時間を取られるのも事実です。

大切なのは

「その上で」
「割り切らないで」
「その時に応じて」

考えていくことだと思うのです。

だいたいにおいて、自然(天)というのはバランスをとってくれます。

仕事をやりすぎたら、パートナーや子供に何か起こったりする。

家庭に力を注ぎすぎたら、事業が伸び悩んだりする。

そんな「現実」「事実」を直視し、

「その上で、どうしたいか」

というホンネを考えていくわけです。

「誰か」を参考にしなくていい。

「あなたは、どうしたいの?」

ということなのです。

「家庭と仕事」の問題は、いつだって悩ましいのです。

だから、その都度、当事者とホンネで対話していく。

小学生でも

「ママは本気で仕事に取り組みたい」

といえばわかってくれるケースも多いです。

もちろん、理解してくれないお子さんもいるでしょう。

そういうときは、「その上でどうしたいか」をまた考えていくのです。

いつだって、「答え」は自分のなかにあります。

ホンネ探求を続けている方は、やはり徐々にバランスを取るのがうまくなっていきます。

「じぶんの心の奥のホンネ」

を丁寧に聞いてあげる。

それを繰り返すことで、

「じぶんらしいバランスの取り方」

が見えてきます。

というわけで、ママ起業家さんは、夏休み大変ですが、どうぞご自分をいたわりながら、ジワジワ進めていただければと思います。

「どうしても自分のホンネがみつけられない!」

というかたは、「ホンネを引き出すお手伝い」をさせていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。

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