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あると便利!費用負担が減るかも?高額療養費の限度額認定証【30代の妊活】

不妊治療が保険適用になったとはいえ、体外受精をするために1回採卵して移植すると、20万円以上かかります。

定期的に20万円の出費があると、やはり家計への負担も大きくなってきます。

そこで今回は、毎月の医療費を一定額に抑えることができる高額療養費制度について調べてみました。

お役に立てば幸いです。

■高額療養費制度とは?

高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った金額が当月のうちに上限額を超えた場合、超過分を補償してくれる制度です。

申請をすると「限度額認定証」をもらうことができます。

事前に限度額認定証を取得しておけば、毎月最初の診察時にクリニックに提示するだけで、あとは自動的に上限額を超えた分は請求されなくなるので、事前に取得しておく方が便利だと思います。

上限額は、年齢や所得によって異なります。

その額は、24,600~140,100円とかなり幅がありますので、以下の表を参考に貼っておきます。

■不妊治療も対象になる?

対象になります。

我が家が適用されたので間違いなく適用可能です。

制度的には、保険適用される診療に対し、患者が支払った自己負担額を対象としています。

対象外なのは、入院中の「食費」や「差額ベッド代」、「先進医療にかかる費用」など。

※同じ病院での医療費の合算が限度額を超えた場合は補償対象。複数の病院での合算額は対象外なので注意。

■申請方法は?

ご自身が加入している公的医療保険(健康保険組合・協会けんぽの都道府県支部・市町村国保・後期高齢者医療制度・共済組合など)に、高額療養費の支給申請書を提出または郵送することで支給が受けられます。

病院などの領収書の添付を求められる場合もあります。

申請方法については、こちらをご覧ください。

■補償のタイミングは?

申請してから補償分が振り込まれるまでに3か月程度かかります。

なお、申請は、最大2年前までさかのぼって申請可能です。

■まとめ

高額療養費制度は、手術入院や長期療養が必要な人向けの制度というイメージでしたが、実は不妊治療にも使える制度でした。

いつ、いくらかかるかわからないのが不妊治療なので、選択肢を減らさないためにも、早めに限度額認定証を手に入れておくといいかもしれません。

▼30代夫婦の妊活・不妊治療の記録


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