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Flaskで開発したWebアプリをElectronでデスクトップアプリ化 #1

Electronを試してみる

前回までの記事で生成AIを活用して「Cursor」でWebアプリを開発しました。
そのWebアプリをユーザーのローカル環境で実行したいと考え、調べてみると「Electron」というアプリに行き着きました。
今回は、「Electron」を使って、「Flask」で作成したWebアプリをローカル環境で実行できるデスクトップアプリ化に挑戦していきます。

「Electron」のドキュメントが「Cursor」にあったため(Cursorでは、公式ドキュメントなどを読み込ませることができ、そのドキュメントに沿った返答をするように設定できる)、指示(プロンプト)をしてみると、作成するファイル名とコードを出力してくれました。

ターミナルで、「npm install electron --save-dev」コマンドを実行して、electronをインストール後、main.jsファイルを作成し、下記のコードをコピペしました。

const { app, BrowserWindow } = require('electron')

function createWindow () {
  let win = new BrowserWindow({
    width: 800,
    height: 600,
    webPreferences: {
      nodeIntegration: true,
    }
  })

  win.loadFile('templates/index.html')
}

app.whenReady().then(createWindow)

続いて、「electron」をインストールした際に、ディレクトリ構成に追加された、package.jsonファイルに追加の記述をします。

{
  "name": "cursor-ai-project",
  "version": "0.1.0",
  "main": "main.js",
  "scripts": {
    "start": "electron ."
  },
  "devDependencies": {
    "electron": "^30.0.1"
  }
}

ターミナルで、「npx electron .」を実行すると、無事に下記画面が表示されました

それぞれのページに遷移しますが、最初に表示された状態では、入力フォームに入力ができず、画面を最小化して再表示すると、入力できる状態になります。
エラー表示が出ないので、「Windows Copilot」で確認しました。

「Windows Copilot」の返答

提案されたコードは下記のとおりです。
main.jsを修正しました。

const { app, BrowserWindow, protocol, net } = require('electron')
const path = require('path')
const url = require('url')
const child_process = require('child_process')

let win

function createWindow () {
  win = new BrowserWindow({
    width: 800,
    height: 600,
    show: false, // 追加: 初期状態ではウィンドウを非表示にします
    webPreferences: {
      nodeIntegration: true,
      contextIsolation: false, // 追加: contextIsolationをfalseに設定
      enableRemoteModule: true, // 追加: enableRemoteModuleをtrueに設定
    }
  })

  // 追加: ready-to-show イベントを待ってからウィンドウを表示します
  win.once('ready-to-show', () => {
    win.show()
  })

  win.loadURL('http://localhost:5000/')
}

app.whenReady().then(() => {
  // 追加: カスタムプロトコルの登録
  protocol.registerStreamProtocol('flask', (request, callback) => {
    const url = request.url.slice(7) // 'flask://'を削除
    const stream = net.request(url)
    callback({ data: stream, headers: { 'Content-Type': 'text/html' } })
  })

  child_process.spawn('python', ['-m', 'flask', 'run'])
  createWindow()
})

上記コードを実行しても改善されません。
「electron」は、「Node.js」がベースになっているようです。
「Node.js」を理解していないので、生成AIへのプロンプト(指示)が適切にできていない可能性があります。
「Node.js」について、調べてみることにします。

今日の体調

まだまだ寒暖差もあり、良いとは言えない状態です。
先週は、倦怠感も強く、つらい日が多かったです。

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