【1分で読める7つの習慣】モチベーション②
前回の記事 【7つの習慣】で見るモチベーション① で、あとは行動に移すだけ!と書きましたが、どんな人でもこの「行動」ってやつが一番難しいんですよね・・・涙
私たちの身の回りで起きること(ここでは刺激と呼びます)と、私たちの反応の間にはスペースがあります。
刺激→反応 ではなく
刺激→(スペース)→反応
そして人はどういう反応を選択すべきか考えることができるのです。
・自覚:自分が今置かれている状況を客観的に見ることができる力
・想像:様々な選択肢や状況を想像する力
・良心:物事の良し悪しを判断する力
・意志:それを行動に移す力
人間にはこの4つの力が備わっており、これは人間だけが持つ力なのです。
猫は、イライラするとあちこちで爪研ぎをします。
散歩中の犬は、他の犬と遭遇すると威嚇して吠えることがよくあります。
(うちの猫は〜うちの犬は〜というしつけの話はちょと逸れそうなので今回は触れずにおきます)
自分の反応(行動)を選択できるのは、人間だけなのです。
世の中「やりたいこと」ばかりではありません。
「やるべきこと」もたくさんあります。
もちろんその二つが重なっているのが良いのは言うまでもないですが、「モチベーションが湧かない」と言う時点でやりたいことではないわけです。
まずは 第2の習慣:終わりを思い描いてから始める で、この作業や活動の目的・意義を明確にし、そのために自分は今どのような反応(行動)を選択すべきか?と問いかけてみてください。
そしてそれがたとえ気分が乗らなくても、それが他の誰かや所属する組織やチーム、そして自分にとっても良いこと(Win-Win)なのであれば、その選択をすべきなのです。
他者にとってはWinでも、自分にとって短期的にも長期的にもWinでないことは選択する必要はありません。(Win-Lose)
その作業や活動の目的・意義が不明確だと、どうしても「やりたい・やりたくない」の感情で判断しがちですが、実行というのは、あくまでも行動の選択であり、感情の結果ではありません。
こんな声も聞こえてきそうです
「意味のあることなのはわかっている、でもやりたくないんだ!」
・・・やらなくても良いのでは?
責任という単語を英訳すると
responsibility
その語源は
反応 response と
能力 ability です。
責任ある人は、反応する能力を備えた人のことを指します。
反応する能力を備えていない人は無責任、とも言えます。
「やらない」という反応を選択することも、もちろんありです。
どのような行動を選択したとしてもその結果は引き受ける、それが責任だと考えれば、むしろ気が楽になりますよね。
人間ですから、モチベーションに左右されるのは仕方ないことです。
しかし
目的・意義は?
相手があるものであれば、Win-Winを考えられるか?
その上で、4つの力を使いどの選択をすべきか?
これを考えての実行と、「やれと言われたから」だけの実行とでは大きな差がありますし、ましてや人生は選択の連続なのですから、将来的には・・・・天と地ほどの差があるでしょうね。
いやいや、そうは言ってもさぁ・・・
やれやれ、モチベーションってのは難しいものです。
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