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【1分で読める7つの習慣】もしも家康が

総裁選が熱いですね。実質的に一国の総理大臣を決めるわけですから、ここはおおいに議論をして決めていただきたいと思います。

第2の習慣:終わりを思い描くことから始める

ジャングルの中で手斧で道を切り拓いている作業チームを考えてみれば、リーダーシップとマネジメントの違いがすぐにわかるだろう。作業チームは生産に従事し、現場で問題を解決する人たちだ。彼らは実際に下草を刈って道を切り拓いていく。マネジメントの役割はその後方にいて、斧の刃を研ぎ、方針や手順を決め、筋肉強化トレーニングを開発し、新しいテクノロジーを導入し、作業スケジュールと給与体系をつくる。リーダーの役割はジャングルの中で一番高い木に登り、全体を見渡して、「このジャングルは違うぞ!」と叫ぶ。  <完訳7つの習慣>

リーダーに求められるのは、このジャングルは正しいのか?このまま進むのか止まるのか、戻るのか方向を変えるのか。そしてそれはなぜか、なぜそうすべきかをメンバーが納得できるようしっかりと説明することです。

納得できれば優秀なマネージャーが戦術を決め、メンバーはひたすら目標達成のために努力をするでしょう。

昨年から続くコロナ禍での様々な不満や問題に対して、国のリーダーが明確なビジョン、コロナと共生していく(ここはあえて打ち勝つ、とは言わずにおきます)ストーリーを発信し説明をしていれば、結果は変わらずとも納得感は違ったのではないでしょうか。

次のリーダーには、私たち国民が(全員とは言いませんが)納得できる説明をしっかりとしてくれる人になっていただきたいと思います。

あなたはリーダーですか?メンバーは納得してくれていますか?全員である必要はありません。少なくとも主要メンバーを含めた7割から8割が納得してくれれば問題ありません。意見の相違は必ずあるものです。相違を踏まえて第3案を探るのもあなたの役割です。


余談ですが、先日『もしも徳川家康が総理大臣になったら』を読みました。家康が総理大臣、信長が経産大臣、秀吉が財務大臣で、坂本龍馬が官房長官という錚々たるメンバー、笑。夢物語ではありますが、一瞬だけでも夢を見ることができました。政治にもロマンは必要だなあ。

(毎週日曜日配信)


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