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【1分で読める7つの習慣】リーダーシップとは選択である

リーダーシップとは選択である

7つの習慣を学校教育に取り入れたのが、私たちが取り組んでいるリーダー・イン・ミーというプロジェクトなのですが、その中でスティーブン・R・コヴィー博士が言っているのが冒頭の「リーダーシップとは選択である」という言葉です。

「リーダーシップとは?」という質問をよく研修の中でしますが、返ってくる答えはさまざまです。しかしその本質は役割ではなく行動であり、与えられたものではなく自らが選択したもの、ということなのです。

子どもたちが与えられた役割ではなく、自ら選択した行動をとる。例えば「僕はあいさつリーダーをやります」という子どもがいたとします。

あいさつリーダーには特別な権限や役割はありません。するのは誰より元気に誰より率先して挨拶をする、という行動だけです。

しかしその行動を選択し続けることで、周囲は「あいさつと言ったら〇〇君」という見方になってきます。そしてその子に影響されて周囲の子たちも明るく元気なあいさつをするようになってきます。

これがリーダーシップです。

自らが行動を選択し、それを継続することで周囲に良い影響が広がっていく。そんなリーダーシップを育むのがこのプロジェクトの狙いなのです。

リーダーシップを発揮することは周囲に良い影響を与えるだけではありません。自分自身も継続によって自信がつき、周囲に認められたり褒められたりすることで自己有用感も高まります。

子どもの世界だけではありません。大人の世界でも自ら選択し継続することで周囲に良い影響を及ぼしている人はいますよね。

そしてそういう人の周りにはいつも人や情報が集まり、さらにその人の影響が広がっていくものです。

「自分はリーダーではないから」「自分はそんな柄じゃない」こんな考えで何も行動しないのはとてももったいないことです。

周囲を引っ張ることだけがリーダーシップではありません。結果的に周囲に良い影響を与えることも優れたリーダーシップと言えるでしょう。

リーダーシップとは選択である。

自分自身、あるいは子どものリーダーシップ、ちょっと考えてみませんか。

(毎週日曜日配信)




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