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【1分で読める7つの習慣】あなたの嬉しいことは?

自分がしてもらって嬉しいことを相手にもしなさい。

よく言われることですね。自分がしてもらって嬉しいことは相手も嬉しいはずだ。でも本当にそうでしょうか?

人間関係の基本は、相手に不快な思いをさせない。というところが出発点です。上の論理で言えば「自分がされて嫌なことは人にはしない」ということですね。

自分がされて嫌なことは、たいてい他の人もされたら嫌だと感じます。人の不快に感じるポイントというのはそんなに変わらないものです。

しかし人の嬉しいポイントは意外に人によってばらつきがあったりします。

以下は研修でよくやるワークです。

あなたの同僚の一人を頭に思い浮かべてみてください。その人が以下の行動をあなたにしたら、あなたはどう思いますか?OK or 嫌だ or どちらでもないで答えてください。

①食べ放題レストランに誘ってくれたが、あいにくダイエット中だ
②一緒に行ったイベントで知らないうちにタグ付けされた
③誕生日から2日遅れてメッセージがスマホに届いた

さて、いかがでしょう?OKですか?嫌ですか?それともどちらでもないですか?

結構答えは割れるものです。そして最後にもう1問

③の質問で、相手が同僚ではなく自分の旦那さん奥さん、彼氏彼女だったらどう思いますか?同じですか?同僚だったら嬉しいことでも、自分の彼氏だったら許せない!なんてこともありますよね。

このワークからわかるのは、同じ行動でも受け取る人によって感じ方が違うということ。そして自分の受け止め方も相手によって違うこと。

「自分がして欲しいことを相手にしてあげましょう」は万能ではないのです。(もちろんとっても大切なことですよ。万能ではないと言っているだけで)

相手のことを理解しましょう。相手のして欲しいことはその時々で違うかもしれません。相手の心の中を覗くことは不可能ですが、相手がどう感じるかを考えることはできます。

まずはそこから始めてみましょう。


(毎週日曜日配信)


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