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イギリスで007の世界と遭遇


 「イギリスと言えば007」というくらい、僕は007シリーズが好きです。特にシリーズ前半のショーン・コネリーやロジャー・ムーアがボンドを演じたものが好きなオールドファンです。中学の頃は、007とブルース・リーとダーティハリーで頭の中の大部分が占められていました。

 犬も歩けば007に当たる?

 2月の上旬、監督した映画『世界は今日から君のもの』の上映のために渡英しました。そのことは前回書きました。滞在中、自由時間も結構あったのでロンドンのあちこちに行ったのですが、図らずも007関連の場所に遭遇しました。

 本物のMI6(秘密情報部)

 まずはテート・ブリテンという美術館に行ったときです。この美術館はテムズ川沿いにあり、開館まで少し時間があったので、川沿いを散歩しました。
 すると、対岸に見慣れた建物が……。007シリーズに出て来るMI6(秘密情報部)です。

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 この建物が映画に登場するようになったのはピアース・ブロスナンがボンドを、ジュディ・デンチが上司Mを演じるようになってからでしょうか。
 その場でスマホで検索して調べたら、実際のMI6でした。94年にここに移転して来たそうです。遠くから見ると普通のオフィスビルに見えますが、近づくと塀は高くかなり堅固な防御。要塞的な雰囲気を漂わせています。

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 僕はてっきり、別の建物をMI6に見立てて撮影しているとばかり思っていました。何しろ映画の中で派手に爆発したりしてるし(もちろんCGですが)、撮影の許可が下りるとは思えなかったからです。

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007映画のメカや車を一同に展示

 もうひとつの007との遭遇は、ボンド・イン・モーション(Bond In Motion)。コベントガーデンの近くを散歩してたら偶然見つけたものです。入り口を見て、007関連グッズの店かと思って入ったら、結構ちゃんとした博物館でした。中には007シリーズ全般のメカ、小道具、車などが展示されています。グッズも販売されています。

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 こういうものがシリーズ初期からちゃんと保存されているところが素晴らしいと思いました。

 MI6もボンド・イン・モーションも、散歩していて偶然見つけたものです。こういうのが旅の面白いところです。

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