コットンという選択肢
大阪の、特にキタ周辺で「天神祭の花火で梅雨が終わる」とよく言われているように、この時期は関西でも多くの町で夏祭りが行われ、会社の帰りなどにも大阪締めの独特なリズムがあちらこちらから聞こえてきます。
梅雨が明けるのは嬉しいのですが、今年も猛暑の日々は避けられようもなく、しかも台風のシーズンが始まると、中国からの貨物船の遅れが気になる毎日が始まります。いやぁ、夏ですね。
さて、今回のお話は弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所がバッグ類を製作する際に使用する素材のうち、最近人気のコットン生地、中でも薄手のコットンシーチング生地について。
弊社の最新配布用サンプルバッグの素材でもあるコットンシーチングは、薄手のコットン生地というだけでなく、通気性が良かったり、加工がしやすく、さらに天然素材で脱プラの志向にも合っていること、そして重要なポイントとして、不織布より単価は上がりますが比較的安価ということで、バッグ等の素材として選ばれるお客様が増えています。
コットン生地の不織布に対する利点は実はこれだけでなく、表面に凸凹があるため細かい印刷に不向きな不織布に比べて、織った糸でできているコットン生地は、それなりに細かい印刷にも対応でき、例えばQRコードなどを印刷する際も、不織布より小さなサイズで読み取り可能なQRコードが印刷できます。つまり印刷デザインの幅が、不織布より大きく広がります。
また、『シーチング』の語源が『シーツ』であることからも想像できるように、綿100%のコットン・シーチングは、不織布に比べて肌触りが良いのも利点の一つ。最近、南の島のリゾートカフェでのサコッシュ使い用として、弊社ワイングラスホルダーのコットンシーチング版をご発注いただいたのも、そのせいかと思われます。
フルオーダー製品に限らず、コットンシーチング生地の既製品バッグも、ここのところ不織布バッグ並みに多種多様になってきています。製品によってはエコマークが付けられたものなどもありますので、環境対応した製品として使用や配布用にも使いやすいのではないでしょうか?
こんなコットンシーチング生地を使ったオリジナル製品を作ってみたい、または最初は小ロットで既製品を使ってみたいという方も、是非お気軽に「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所にお問い合わせ下さい。よろしくお願いします。
もちろんコットンシーチング生地に限らず不織布バッグやポリ袋、紙袋などのバッグ類や、ワイングラスホルダーやお猪口ホルダーなどのグラスホルダー類、ノベルティや封筒、下げ札などのその他の製品で『こんなものは作れませんか?』がありましたら、お気軽にご連絡をお願いします。
おまけ
先日の休日の朝、我が家の寝室の網戸にやってきたお客様。今年はセミの来訪が遅いような気がしていて、遠くからセミの鳴き声が聞こえるのを、少し心待ちにしていたようなところはあったのですが、流石にここは近すぎです。