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Truthear NOVA買ったらポタオデ環境ゴールしたかもしれない

イヤホンやケーブル等の断捨離を機にポタオデ熱が再発しました。
売ったり買ったりした結果、気軽にそこそこの音質で楽しむならこれで充分じゃね?という組み合わせに辿り着きました。

なお、音楽やオーディオの知見は(狭い)実体験と聞きかじった程度のゆる勢ですのであしからず。
とはいえ付属イヤホンからのアップグレードを考えている方には多少なり参考になるかもしれません。

結論

こういうのでいいんだよ。

総額25,440円(サブスク除く/セール等の値引き後)です。

高いって思った人ちょっと待って、もう少し安く済ませる案も挙げるから!

ソース:Apple Music ロスレス/月1,080円

選んだというよりはもともとApple製品を使用してたためその延長で使っています。

曲によってサンプリング周波数が違うこともあります

ファイル管理やストレージ維持のコスト考えると1,080円/月でそれらを考えなくても良いということ、さらに新しい音楽へ出会う機会を得られるということまで考えると良コスパかなと(今さら言及するほどのことでは無いですが…)

あとApple Music使わなくなったらDAP買っちゃいそうなのでこのままで良いのだ。

イヤホン:Truthear NOVA(1DD+4BA)/16,930円(アリエクセール価格)

これまで使ったイヤホンだと金額的にはKZ ZAR(7,446円)が一番高いのですが、音が好きで使用頻度も高かったのはTruthear ZERO 初(6,930円)でした。

おなか
KZ ZAR
唯一のQDC端子なので今はAZ09 Proと組み合わせてワイヤレス運用

こうしたこともあり今回もTruthear製でグレードアップしようと考えNOVAを選びました。
(改めて振り返るとZARもZERO 初も誤差みたいな価格差だし、そこから考えるとめちゃ奮発したな…)

おなか
イヤーピースが充実してるので合わなかったら別で買えば良さそう

付属ケーブルでも解像感や低音の迫力いずれもZERO 初よりパワーアップした印象で箱出しの段階でかなりの満足度でした。
また低音が出ると言ってもKZ系のような低音番長みたいな出方ではなくフラットだけど程よく低音が出てるというようなイメージですね。
そんなわけでこれまで使ったイヤホンの中でダントツに良く文句なしの一台と感じました。

NOVAは日本未発売であるため個人輸入に不安がある方や、予算をもう少し抑えたいのであれば国内取り扱いがありかつ比較的安価なこのあたりがおすすめです。

  • ほどほどの低音が欲しければZERO 初(6,930円)

  • フラット目が好みならZERO RED(7,920円)

この価格帯だと水月雨 蘭(6,750円)なども候補に挙がると思いますが個人的な印象としてはZERO 初の方が明らかにワンランク上だと感じました。

Truthearの回し者じゃないです、ホントに好きなだけなんです。

水月雨 蘭
現在は寝ホンとして使ってます

そのうえで装着感に違和感があるようならイヤーピースだけでも替えることをおすすめします。
個人的にはケーブルよりも音の変化を体感できるのでそこでしばらく沼るのもまたよろし。

そこで満足できなかったらケーブルやDACも検討してみても良いかもしれませんね。
なおケーブルは価格に対しての変化を感じられるかがガチャすぎてマジで沼なのでおすすめしません(自戒)

ケーブル:NICEHCK LitzPS Pro(4N純銀線)/4,717円(Amazonセール価格)

ってことを書いた矢先にケーブルの話するよ。

付属ケーブルからのリケーブル先の候補としては定番のTripowin Altea(6N単結晶銅線)でした。

ちょうど安価で入手できたので試しに使ったところ評判どおり濃密な音になりました。低音が強くなるとかじゃなくホントに"濃い"って感じ。
ただ少し濃すぎる印象で若干聴き疲れる感じがありました。

そこで少し前に純銀線を試してみたくて購入していたNICEHCK LitzPS Proを試したところ、ちょうど良い濃さ(薄っぺらいというよりも整理された音というイメージ)になり低音もわずかに聴き取りやすくなりました。

しなやかなので取り回しもよく使いやすいです。

イヤーピース:AZLA SednaEarfit MAX/1,730円(ビッカメポイント利用)

最初はNOVA付属のものを使っていたのですが、NOVAのノズル先端はフィルターが無く音導管が剥き出しになっています。
そのため耳垢が入り込まないか不安だったのでフィルター付きのAZLA SednaEarfit MAXを試してみました。

思ったよりもフィットし密着度が上がったことにより低音にぐっと迫力が出るようになりました。
密着度が上がったと言っても窮屈な圧迫感を感じるというわけでないので大当たりでした。

結構高いのですが医療用シリコンが使われているということもあり肌が弱い私としては安心して使えそうです。

ただイヤピに関しては体調によって合う日と合わない日があるので暫定一位って感じですね。

DAC:NICEHCK TC-3(ALC5686チップ/4.4mm to Type-C)/2,063円(アリエクセール価格)

こちらは特に明確な理由があるというよりケーブルとの統一感を出すためという意味合いが強いです。
同じタイミングでCVJ CT-4(CX31993チップ/銀メッキ銅線?)も買っていたのですが、そこまで違いが分からなかったのでメーカーと線材(あと見た目)を合わせとこうかなという程度です。

同じメーカー、純銀線同士ということでいい感じの一体感

DACについては他にTruthear SHIOとShanling UA3を持っていますが手軽に聴く分にはTC-3で充分と考えました。
特に外出時や家事をしながら使う際にドングル型のDACだと邪魔なのでなるべくプレーヤー直差しと同じ感覚で使えるようにしたかったためこの形にしています。

そのかわり腰を据えてしっかりと聴きたい場合はUA3を使っています。SHIOも悪くは無いんですが言語化できない部分でなんとなくUA3の方が好みなのでそのようにしてます。

Shanling UA3
おなか

ポタオデへの考え方や視聴環境など

ここまでは構成の説明でしたが、考え方や環境が違えば辿り着く先も違うと思うのでそのあたりも書いておこうと思います。

お金の掛け方の目安

趣味の話って金銭感覚の幅がえぐいので先に自分の中の基準を挙げます。
基本的にはここまでに書いた金額が概ね基準どおりの額ですが安くて満足できればそれがベストという精神です。

イヤホン:1万円くらいまで
ケーブル:5,000円くらいまで
イヤーピース:2,000円くらいまで
DAC:1.5万円くらいまで

これを前提にするとNOVAはだいぶ予算オーバーでしたが噂によると国内導入時は2万円を超えることやちょうどセール価格であったこと、先人たちの高評価を考慮すると逃す手は無いなと考え購入に踏み切りました。

リスニング環境

  • 主に自室にて
    頻度:1日のうちトータル2〜3時間程度

  • 家事の最中
    頻度:1日のうちトータル1時間程度

  • 外出先
    頻度:月に数回程度

基本的には落ち着いて聴ける自室がメインです。
外出は車移動なので移動中は車載オーディオで、移動先で単独行動する場合はポタオデで、という感じです。
車載オーディオは純正スピーカーを下から二番目くらいのランクのスピーカーに交換する程度でほぼこだわりはありません。

ノイキャンへの考え方

外音が完全に遮断された状態があまり得意ではないためノイズキャンセリングへのこだわりはありません。
あくまでイヤホン本体やイヤーピースを中心としたパッシブ方式で、音楽の邪魔にならない程度に遮断できればいいかなという考えです。

聴いてる音楽とそれを踏まえた印象

  • 東京事変

  • Jamiroquai

  • NEWS

  • FF14サントラ

  • 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

  • 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

  • ガールズバンド系(トゲナシトゲアリ、Ave Mujica、結束バンド、MyGO!!!!!)

  • 鷺巣詩郎(プロデュース作品の方)

サウンド的にはEDMなどよりはバンドサウンドやキラキラ系のシンセサウンドに寄ってる感じですね。
音楽的には東京事変やJamiroquai、鷺巣詩郎あたりから分かるようにベースが立っててグルーヴィな曲が好きです。

多くのジャンルをカバーできているわけではありませんがほぼオールジャンル過不足無く楽しめるのではないかという印象でした。
もし強めのドンシャリが好きでサブベースまでもりもり感じたいのであればKZ系の方が合ってるかもしれません。

迷ったらどっちも買おう

まとめ

そもそも断捨離の過程でどれを残すか検討するために色々試してたのが再発の発端でした。
が…結果的には色々試す過程で減らした分増えたし、なんなら買った金額が売却額をオーバーしてしまったというね。
とは言え一度固めてしまえば(再発しない限り)は維持費がかかる趣味でも無いので当面はこれで楽しもうと思います。
音楽を聴くのが楽しくなるとそれだけで人生が豊かになった気がします。

あまりにNOVAが良くて勢いで雑に書き殴りましたが何かしら参考になれば幸いです。
これ以上大したネタはありませんがまた何かあれば書こうと思います。

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