妄想だけは育っていく 2023.07.01

土曜日。
起床、身支度。

夫と歩いて15分ほどの場所にある喫茶店のモーニングへ。
お店に着いてみると満席で、こちらを見た店主さんが申し訳なさそうにぺこりと頭を下げた。あきらめて別の店で朝ごはんをテイクアウトすることにする。歩くには少し距離があったのともうかなりお腹がぺこぺこだったので、自転車をレンタルして川沿いを走る。かろうじて雨は降っていないくらいの曇天だったけれど、自転車で走るのはやはりとても気持ちがいい。

バインミー・ウィンで、レバーパテのバインミーとベトナムアイスコーヒーのセットを注文。すぐ近くに自転車のポートがあったので自転車を返却、そのまま歩いて川沿いのベンチまで行き、ようやく朝ごはんを食べる。レバーパテうまい。

一旦家に戻り、夫がネットで見つけた物件を見に行くことにして、すぐにまた家を出た。昨夜サイト情報をチェックして、家賃と間取りなど見て私的にはないな…と思ったけれど、とりあえず気になった物件は見ておくに越したことはないのでふたりでいそいそでかける。

内見したのは建物の最上階の部屋で、ベランダがめっちゃ広い物件。夫は以前からルーフバルコニーに憧れを抱いていて、そういう物件がないか常日頃ネットサーフィンをしている。ワ〜と期待を胸にベランダに出てみるも思っていたよりも見晴らしはよくなく(同様の高い集合住宅が周りを囲んでいる)、交通の便もかなりアクセスが悪い。というわけでナシ。
とはいえ広いベランダでビールなんか飲んじゃって、風に吹かれながら夕日を眺めるなんてできたら最高だな。そんな妄想だけは育っていく。

歩いて駅まで移動し、電車で西九条へ出るともう14:00すぎで、構内にある吉野家で牛丼をささっと食べる。

せっかくここまで来たのだからと、安治川隧道へ行ってみることに。
(安治川隧道は、1944年に開通した日本初の沈埋工法による河底トンネル。←調べました。)
西九条の駅から歩いて3〜4分ほどで安治川隧道の北側出入口に到着。自転車の人も乗れる大きなエレベーターで地下へ降り、細いトンネルを歩いていく。ひんやりと涼しいトンネル内には、途中警備の方がおられ(24時間常駐と張り紙がしてあった。心強いしありがたい。)「こんにちは〜」と挨拶してくださったので、こちらも負けじと「こんにちは〜!」と元気よく挨拶する。トンネルは全長約80メートル。戦時中に作られたトンネルが今も残っていて、地元の人の交通手段として現役で使われているとはすごいことだ。トンネルを渡り切り、今度は階段を使って地上の南側出入り口へ出た。渋い建物の前で記念に写真を撮る。満足。

これまたせっかくだしということで、そのまま歩いてMOMOBOOKSへ。
以前ひとりで訪れた時は定休日だったのでようやくの来店。
時間をかけて店内をじっくりと見て、夫が本を2冊購入。会計の時に店主さんと少しお話しする。アトロクのことや選挙ナンデスのことなど。とても気さくな店主さんだった。シネ・ヌーヴォに来た時などまたぜひ寄りたい。

帰宅後は歩き疲れてふたりとも真っ暗になるまで爆睡。
20:00すぎに夕食。焼き鮭、タコをただ切ってわさび醤油をかけたもの、昨日の残り物など。

22:00すぎから、Netflix「見えない目撃者」鑑賞。
フラグがたちまくりの非常に先の見えやすいサスペンスだった。思った通りに物語が進んでいきすぎる。パル(盲導犬)がとてもかわいらしい。

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