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#1 小学校留学を考えてみる

はじめに ~簡単な自己紹介~

2024年夏より北米のパリとも評されるカナダ・モントリオールで、母と小学生の息子2人(小4と小1)で1年間の留学をスタート!今回のnoteではそんな私たちの留学を考え始めたきっかけや、選択の軌跡をご紹介します。

「小学校留学?親の仕事の関係?」
 
小学校留学というとほとんどが親のお仕事の関係でと思われる方が多いのではないでしょうか。もちろん、そうゆう方が多いと思いますが、私たちのケースは完全に自費留学。

いつから行くのか?
どこの国で学ぶのか?
留学資金はどうするのか?
ビザはエージェントにお願いするのか、自分で行うのか?
エージェントは誰を選ぶのか?
どこのエリアに住むのか?
どこの学校にするのか?家はどうするのか?

 振り返ってみれば、様々な選択肢がありましたが、私たちが私たちにとってのベストを考え抜いた結果、母親と小学生2人の子どもたちで2024年の8月からカナダ・モントリオールに住むことを決めました。
 子どもは、小学4年生と小学1年生の息子2人。二人とも、もともと愛知県の知多地域の公立小学校に通っていました。英語力については、長男は週に一回英会話をやっていたけれど、日常会話は全くしゃべれないレベル。次男は3歳からKids duoに週2回3年間通っていたので簡単な単語を理解できるレベルでのそれぞれスタートです。

なぜ、私たちが今、小学校留学を決意したのか。

小学校留学って言葉自体、あまり聞かないとは思いますが、私たち家族がなぜこのタイミングで留学をしようと決めたのか、皆様に簡単にご紹介したいと思います。

 第一に、子どもたちに広い世界を知ってもらうため。第二に、母である私が一緒に海外に住むことで、海外での子どもたちの新しい出会いや経験を通じた成長をそばで見たいと理由で母子での小学校留学を決意しました。

 私たちの場合、今のところの予定は1年間のみの留学期間ということもあり、このような短い期間では、ある程度は日常生活の中で伸びたとしても、英語の成長レベルは限られていると思っています。

 難しい単語は覚えられないかもしれないけど、日本、いや愛知の、いやいや知多の世界が自分の全てだった子ども達が、まったく未知の世界に足を踏み入れた時、どんな発見をして、何を思うのか。1年後、どんな価値観を持って日本に帰国するのか。正直、全く予想ができませんが、母はそんな想像できない未来に胸がわくわくしています。
 この1年間の留学という経験が、彼らの未来の選択肢を日本を飛び出して海外へと広がっていったらいいなと思っています。
 
 一方、留学は楽しいことばかりではありません。絶対に子供たちに苦しい時はやってきます。

言葉が通じない。
新しい友達はできるだろうか。
何を言っているか分からないーー。

 息子たち二人とも英語ができないので、先生の話も、学校での授業も全く分からないし、ついてくのは困難でしょう。自分で自分の意見を持ち主張しなければ、その場にいないのと同様に扱われることも(そんな環境でないと信じたいですが)。
 でも、子どもたちの成長は早いもの。
きっと息子たちも、そんな困難も時間と共に乗り越えていくと信じています。

 そして、もう一つ忘れてはならないのは、子長い人生の中で子育ての時間はほんの一瞬であることーー。子どもたちの成長をすぐ近くで見られるのも、上の子だとおそらく後10年位。数年後の反抗期には、もしかしたらママとしゃべってくれないかもしれない。中学生にもなれば家族より部活やお友達との時間を選ぶようになるでしょう。
 ましてや、そんな時期に「留学もいいんじゃない?」と促しても、絶対のってこない。特に上の子は、毎日サッカーに明け暮れていたサッカー少年なので、中学高校に進学したら、よっぽどのことがない限り、留学より友人との時間やサッカーチームでの活動を選ぶでしょう。
 だからこそ、ちょっと早い気はしたけど、小学生の今でもいいんじゃないかなと思ったんです。もし、中学受験を将来の選択肢に入れたとしても、5年生の夏には帰国できるのはギリギリではあるけど間に合うしね。

 何はともあれ、日本にいても海外にいても、長いようで短い子育ての一瞬一瞬を大切にしたいなと思っています。語学ができない、友達が作れないという苦い経験を乗り越え、その先にみる子どもたちの笑顔に出会えることが留学を通じてあるのなら、それって最高なんじゃないかなって思っています。そして付け加えていえば、日本の良さにも気づいてくれるといいな。

次回は、、

ここまで読んでいただきありがとうございました!今回は、私たち家族が小学校留学を決めた理由についてご紹介させていただきました。小学校留学はまだ始まったばかりなので、良いとも悪いともまだ分かりませんが、限られた毎日を大切に、過ごせて行けたらと思っています。

次回は、世界の約200ある国のうち、なぜカナダにしたのか。なぜモントリオールにしたのかについて、ご紹介できればと思っています。

今後も、親子留学のリアルな声や、親子留学の視点から見るカナダ・モントリオールの教育事情やニュース、私たちのささやかな生活、ちょっとした留学での発見や経験についても発信していこうと思っていますので、よかったらまた覗いてみてくださいね。読んでいただきありがとうございました♪



 


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