悲しくなっても文学がいる

嫌なことがあると、ただベットに体を伏せて、涙が出てくるならそのままに、わたしはしばしば深海にいる気持ちで眠りにつく。
次の日には心のしこりがマシになっている。

大事なのは、嫌なことをたくさん反芻して、自分の中であれこれ文句言いながら涙を流す。
次第に、(なぜ私がこんなに悲しみに暮れないといけないんだ? どうしてあんな奴らのために私が"可哀想"にならないといけないんだ?)という思考になってくる。

嫌なことを思い出すということは心がズキズキ痛むが、マインドがそのように転換していくと、悲しみから怒りになる。
悲しむよりも怒る方が、私は心が丈夫になっていく。
そして人の付き合い方を見直して、上手くやり過ごす術を身につけるのだ。

人付き合いにおいて、「なんでもいいし、どうでもいい」と思いながら付き合いを進めていくことはとても大事。
人に期待するのは何も良くない。
利己的で、傲慢で、期待したその責任を背負おうとは誰もしない。

自分勝手に発言して容易に人を傷つける人は、来世は深海魚になって、孤独のまま傷つけた分の悲しみを負ってくれないか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?