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人物・氏族紹介 ~平安後期・鎌倉前期~(11C~13C初頭)

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平安後期(11C)~鎌倉前期(13C初頭)にかけての人物・氏族紹介記事を集めたものです。
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2023年2月の記事一覧

【甲斐源氏 vol.4】 甲斐国を代表する勢力へ

八代庄停廃事件 源義清と清光は、甲府盆地北西部へ進出して、馬の産地を勢力下に置き、着々と…

およまる
1年前
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【甲斐源氏 vol.3】 甲斐源氏発展のきっかけ

馬の産地だった甲斐国 流罪に処されたとはいえ、新天地の甲斐国へやってきた格好になった源義…

およまる
1年前
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【甲斐源氏 vol.2】 甲斐源氏のはじまり

源義清と清光父子の甲斐国土着 天承1年(1131年)ごろ。源義清と清光父子は近隣勢力との対立…

およまる
1年前
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【甲斐源氏 vol.1】 甲斐国と河内源氏

はじめに 今回は甲斐源氏について、それが史上に登場し始めた頃から治承・寿永の乱が始まる頃…

およまる
1年前
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【北条宗時】 北条義時の兄

今回の人物紹介は北条宗時を紹介したいと思います。 とは言っても、宗時に関してお話しできる…

およまる
1年前
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【工藤茂光】 挙兵したての頼朝を支えた伊豆の実力者

はじめに 今回ご紹介するのは工藤茂光です。 彼は平安末期の伊豆国の武士で、頼朝の挙兵に参…

およまる
1年前
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【山木兼隆】 頼朝の挙兵で真っ先に討たれた武士

はじめに この山木兼隆という方は、頼朝が挙兵した際に、まっ先に首を挙げられてしまった悲運の武士です。これがのちに鎌倉政権を打ち立てることになる記念すべき初戦だったということもあってか、意外とその名前が知られています(よね?)。 でも、兼隆さんはこの頼朝によって討ち取られたという情報のほかに、経歴などは断片的にしかわかっていないというのが実状で、日本史に登場する人物ではマイナーな部類に入る人物というのが正直なところです。 そこで今回は現時点で山木兼隆さんについてわかってい