見出し画像

ディスクシステムの持病

レトロゲームコレクターの悩みの種、任天堂ディスクシステムの「ドライブベルトの劣化」について最新情報があまりないので書いてみる。

ディスクシステムのドライブに使われているゴム製のベルトが経年劣化で加水分解してしまい伸びたり千切れたりというのはコレクター界では有名な話なんですが、2021年現在、修理をしようとググってみても古い情報しか出てこなくて部品の調達に難儀している方もいるかと思います。私もその1人で今回ツインファミコンを修理するまでに1週間近くいろいろな情報を集めて
みたところGoogleで検索の上位に出てくるのは…

①千石電商で売ってる角ベルトを代用品として使用
②千石電商で売ってる幅5mmの平ベルトを半分に切って使用
③モビロンバンドで代用

などでしたが…
①はよじれる&太さ的に不安がある。②は切るのが面倒くせぇ! ③は耐摩耗性、弾性強度?が×っていうかそもそも用途が違うものを代用するのは良くないという感じでどれも個人的には納得できませんでした。しかしどうしても諦めらめきれず何かいい物は無いかとヤフーショッピングを覗いてようやく見つけたのが下記のベルトになります。
2023/4/21 内径72mm売り切れ 70mmもOKなのでリンク追加

これを使って修理したという情報は私が検索した範囲では見つからず最初はダメ元で購入したのですが、届いた商品を見てこれはいけそうだという確信に変わりました。下記が購入したベルトをドライブに取り付けた状態です。同様の画像が上記商品のレビューにも貼ってあります。はい、そのレビューは私です。


画像1

ベルトのテンションやモーターの回転抵抗を軽くチェックした感じに特に違和感は無く、動作チェックでメトロイドを突っ込んでみましたが問題なく動作してくれました。

ちなみに諸先輩方が書かれているタイミング調整は実施していません。というかディスクを回転させるためのかまぼこ形の部品を外さずにベルトを交換したので調整の必要が無いというのが正しい表現です。この辺を説明するのであれば全工程書いた方が需要ありそうなので別記事で気が向いたら書こうと思います。(需要があるのか?)


そんなわけでみなさま良きディスクシステムライフを!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?